予想されるベストの適性値は「046」で、消耗戦を想定。
脚質的には先行馬が75%優勢。
ここはちょっと(4)スリープレスナイト以外思い浮かばない。単勝1倍台を想定していたのだが、思ったより人気にならないようで、単勝3.0倍前後の1番人気だろうか。中間何かアクシデントがあったようで、その情報が影響しているのだろう。自分は気にしないけどね。そういうのを気にして的中率を上げるより、気にしないで回収率の上昇を目指す方針なので。
しかし、たしかに間隔が開いているのは不安要素。しかしそれでも、それを割り引いても能力的に二枚近く抜けているのではないかと。あと、脚質的問題。まず、テンにガーッと煎ってしまう馬はこのレースに向かない。かと行って、最後方から一気に追い込めるタイプのレースでもない。前者の人気馬が(13)ローレルゲレイロや(16)ビービーガルダンで、後者の代表が(8)ファリダット。この辺りが2、3番人気を争っているだけで、相対的に(4)スリープレスナイトの評価を上げることにもなってしまう。
理想は後方ではなく中団に付けられる馬で、しかも先行力ではなく末脚を武器にしているタイプ。人気馬の中では(9)キンシャサノキセキ、そして(4)スリープレスナイトだ。しかし前年「後方からの競馬になるから」という理由で軽視したファイングレインがアッサリ中団に付けて勝ってしまったように、想定外のことがいとも簡単に起こってしまうのが競馬の悲しいところ。
「もし○○が○○だったら?」なんて考えはじめるとキリがない。それが競馬予想の楽しさとも言えるのだが、そうなる可能性を示す要素を発見している状態ならまだしも、何も要素が見当たらないところから、例えば「(8)ファリダットが逃げて、そこから追い込みの脚が使えれば最強!」みたいなことを息巻くのはナンセンスだ。でも、それに近いことが、何十回に1回かは起こってしまう。
競馬新聞やデータで予想するなら、結局は想定できる範囲で想定していくしかない。能力も適性も高い馬が、理想的な位置取りでレースを進める確率が高いなら、やはりその馬が勝つ可能性が最も高い。つまりは(4)スリープレスナイトしかナイのですよ。状態に関しては知らないし、知ろうとも思わないけど。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスのみを
表す。3数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップタイムから考
えられる基礎能力を数値化したもの(瞬発指数)。
※適性値や「▼4▼4△7」等の意味については、単行本「ラップギア」をご覧ください。
http://search.books.rakuten.co.jp/bksearch/dt/g001/bathr%B2%AC%C2%BC%BF%AE%BE%AD |