Pro tipster MAX > N.Okamura's TipARLINGTON CUP G3 - 13/4/2024 Hanshin11R |
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ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01ポッドテオ【瞬5平0消0】100 02アレンジャ【瞬0平1消2】 98 03ディスペラ【瞬2平0消0】103 04シンドリー【瞬1平0消0】 95 05シヴァース【瞬1平0消0】102 06グローリー【瞬1平0消0】 98 07チャンネル【瞬0平2消0】 99 08タイキヴァ【瞬0平1消1】 92 09ワールズエ【瞬1平0消0】102 10トップオブ【瞬1平0消0】 96 11セレスト 【瞬0平2消0】 83 12アスクワン【瞬0平2消1】 87 13ジュンヴァ【瞬1平0消0】 98 14ケイケイ 【瞬2平2消0】 94 15オフトレイ【瞬2平1消0】 95 16タガノデュ【瞬1平1消0】100 2017年までずっと2月末に施行されていたアーリントンカップが、2018年から皐月賞週に移設し、G1・NHKマイルカップのトライアルに指定されることになった。この移設によって牡馬の3歳重賞は2月上旬の共同通信杯から3月弥生賞まで丸々1か月開くことになったのだが、とくに不都合は無いように感じているので、このままで良いのかな。 ともあれ、実はこのアーリントンカップは常軌を逸した出世レースだったりもする。ざっと抜き出すだけでも 2000年エイシンプレストン(香港G1・3勝) 2001年ダンツフレーム 2002年タニノギムレット 2003年ウインクリューガー 2012年ジャスタウェイ 2013年コパノリチャード 2014年ミッキーアイル 2016年レインボーライン 2017年ペルシアンナイト 2018年タワーオブロンドン 2022年ダノンスコーピオン これが、全部アーリントンカップ勝ちの、のちのG1馬。さらに後のG1・2着馬も 1995年エイシンバーリン 1996年スギノハヤカゼ 1997年ブレーブテンダー 2004年シーキングザダイヤ などなど。 さらにさらに、アーリントンカップの2着からもマイネルラヴ、ロジック、ローレルゲレイロ、エーシンフォワードと4頭のG1ホースを発見。いや、それどころかダイタクヤマト(アーリントンカップ4着)、キンシャサノキセキ(同6着)も ディープスカイ(同3着)も ラブリーデイ(同5着)も インディチャンプ(同4着)も ダノンスマッシュ(同5着)も ピクシーナイト(同4着)もジュンライトボルト(同6着)、みんなこのアーリントンカップに出走していたという事実。もちろん全部、のちのG1ホースだ。やだこのレースこわい。歴代勝ち馬のほとんどが、その後1勝もできない重賞だって少なくはないのに。 2018年から開催時期が1ヵ月半ほど遅くなってどうなるかと注視していたのだが、その年からタワーオブロンドン、インディチャンプ、ダノンスマッシュ、ダノンスコーピオンなどなど、変わらずG1馬を輩出しているのだから凄いとしか言いようがない。このリストに芝3200メートルの2018年天皇賞(春)勝ち馬レインボーラインが混ざっているのもチャーミングなポイントだ。 このレースの勝ち馬がNHKマイルカップに強いのは理解できる。ラップギアコース適性値で言うと阪神芝1600mは【瞬8平2消0】であり、NHKマイルカップが行われる東京芝1600mの【瞬8平2消0】と同じ。同じ適性が求められるレース、ここでのレース振りがそのままNHKマイルカップに反映されるからだ。 それに加えて、上記のような出走馬レベルの高さ。やや低調なメンバーかと思われた2023年も勝ち馬・オオバンブルマイも オーストラリアの高額賞金レース(当時格付けなし)を勝っているし、今年もそれらに続く馬が現れるのだろうか。 そういった点、成績の汚れていない馬がアーリントンカップ勝ちに相応しいのではないかとも考えたのだが、上記「のちのG1馬」たちを見てみると、無敗で このアーリントンカップに臨んできた馬は1頭もおらず、みんな勝ったり負けたりを繰り返しながらのアーリントンカップ勝ち。新馬勝ちのあと、3連敗でここに臨んだジャスタウェイもいる(1着)。 とは言え、これら「のちのG1馬」も このアーリントンカップでの勝率は決して良いとは言えないだけに、このレースに関しての予想とは切り離して考えたほうが良いか。傾向としては先行粘り込み型より末脚勝負型が優勢。そういった点を加味しても、ここは(3)ディスペランツァを狙ってみたいところ。ここまで5戦2勝とパッとしない成績の馬ではあるのだが、前年 皐月賞1番人気馬・ファントムシーフの半弟。前走の勝ち方を見るに この距離での切れ味勝負に向いた馬と見て良さそう。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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