Pro tipster MAX > nige's TipOKA SHO G1 - 7/4/2024 Hanshin11R |
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【全馬評価あり】大きくパフォーマンスを上げた成長力が魅力! <予想> ◎12.ステレンボッシュ 大きくパフォーマンスを上げた成長力で逆転期待 ○9.アスコリピチェーノ 前走から少し成長があれば好走できる ▲18.チェルヴィニア 今でも強いが本格化はもう少し先と考えて △8.コラソンビート 過去好走馬と一致して成長もしているので ☆6.ハワイアンティアレ 劇的なパフォーマンスの上昇が不気味 <展開> 逃げたいのは、セキトバイースト、ショウナンマヌエラ、エトヴプレ。テンのスピードはシカゴスティングが速いので、枠の並び的にシカゴスティングのハナもある。 好位にキャットファイト、イフェイオン、コラソンビート、ワイドラトゥールあたりが追走。1400mを使っている馬と1600mで前に行っている馬がいるので、やや速め~平均ペースを想定。 <予想詳細> 本命は、ステレンボッシュ 前走の阪神JF(阪神1600m)は、スタートで内によれて隣の2頭に不利を与えてしまったが、出脚はついて中団馬群の中で追走。 直線に入ってアスコリピチェーノを後ろから追いかけて、さらに外に出そうとしたが前の2頭も徐々に外へ。それを見て内に進路を変えて、内から伸びたがクビ差2着。 ゴール前では「ルメール騎手、この馬まで持ってくるの!?」というのが一番最初の感想。勝ったアスコリピチェーノは、素質の片鱗は見せていて「これまでとのペースの違いに対応できれば」と考えて3番手評価だった。 一方で、ステレンボッシュは赤松賞のレースレベルが高くないし、次に期待したくなる伸びしろも感じなかったので早々に消していた。レースでは、ルメール騎手が得意の乗り方(強い馬・手応えのいい馬の後ろを走らせて、進路を作ってもらって直線で少し外に出す)をして上手く乗っていたが、それでもあんなに走りができるとは全く思っていなかった。驚きのパフォーマンス上昇だった。 今回は、大きくパフォーマンスを上げた成長力が魅力。 赤松賞から阪神JFの1ヶ月で別馬レベルの走りを見せた馬なので、約4ヶ月ぶりの休み明けは久しぶりの不安より、成長の期待の方が大きい。血統面や前走の内容から、もう少し距離が伸びた方がレース運びが楽になると思う。でも、前走の走りができるなら1600mで評価を下げる必要はない。 あと、勝ったステレンボッシュが早い時期から完成度が高くて早熟性のある「ダイワメジャー産駒」というのも、成長力で逆転を期待したくなる理由。 阪神JFが好内容だったので、少しパフォーマンスを上げれば桜花賞を勝てるレベルの走りができるのも魅力。騎手もルメール騎手がチェルヴィニアに騎乗予定(乗れなくなってムルザバエフ騎手が騎乗)だったが、モレイラ騎手を確保できたのも歓迎。 枠も極端なところに入らず、アスコリピチェーノを見ながら運べるいい枠に入った。成長力で阪神JFから逆転して勝ち切る走りを期待する。 対抗は、アスコリピチェーノ 前走の阪神JF(阪神1600m)は、出脚は速い方で好位集団の中にいたが、3コーナーに入るところでごちゃついて一列下げて中団やや前で追走。直線に入ってから徐々に外に出して、外から伸びてきたコラソンビートと一緒に伸びて、残り150mくらいで先頭。内から差してきたステレンボッシュが迫ってきたがクビ差で勝利。 3コーナーに入るところでゴチャついたところ以外はスムーズで、力を出し切れた走りを見せた。予想では、新潟の直線が長すぎる特殊コースなので、当てにならない新潟2歳S勝ち馬だったが、時計面を評価して3番手評価。課題と挙げていたこれまでとのペースの違いに対応して、想定より位置取りもよく、文句なしの好内容だった。 今回は、前走から少し成長があれば好走できると考えている。本命にしなかった理由は、成長力に不安があったから。 前走の走りを見ると成長力はある。でも、3歳になってどこまで成長しているかは、走っていないので分からない。でも、血統から見ると「ダイワメジャー産駒」なので、大きく成長することは期待しにくい。 ダイワメジャー産駒で阪神JFを勝ったのは、2019年レシステンシアと2015年メジャーエンブレム。どちらも桜花賞を1番人気になり、レシステンシアは2着で、メジャーエンブレムは4着。2頭ともにNHKマイルCも好走していて、レシステンシアは2着、メジャーエンブレムは1着。高いレベルの走りをしていて完成度の高さを見せているが、成長力という点で不安はある。 あと、熱発があって2月末から3月中旬に入厩が遅れたのも嫌な材料。 調教は動いていて、陣営コメントも影響は全く感じられないと出ている。でも、走り終わった後に言い訳になる要素はないに越したことはない。 いい枠に入れたので少しでも成長すれば上位争いに加われるが、勝ち切るまで考えるとステレンボッシュの成長力と順調さに魅力を感じたので対抗になった(nigeの気持ち的には、北村宏司騎手に勝ってほしい)。 単穴は、チェルヴィニア 前走のアルテミスS(東京1600m)は、軽くあおったがじわっと位置を上げて好位馬群の中の5番手で追走。直線に入って前に進路がなく、残り400mに入って外の馬にぶつかりながらこじ開けて進路を作った。そこからいい脚で伸びて最終的には1.3/4馬身差完勝。 かなりの高速馬場だったので、前半1000m60秒はスローペース。それでもラスト3F11.4 - 11.2 - 11.0。残り200mで先頭のスティールブルーと約1馬身差だったので、推定だがラスト1Fを10.9秒で走っている。 ルメール騎手が「今回がまだ3戦目で、これからさらに良くなってきそうです。牝馬のG1を狙えます。」と言うのも納得の好内容。その後は跛行があって、桜花賞に直行するローテになった。 今回は、ペースの違いへの対応と乗り替わりが課題。 アルテミスSの走りから、トップスピードの速さとそれを維持できる持続力はすごいものがある。ただ、超高速馬場のスローペースなので、今回は前走時より時計がかかる(それでも時計が出るが)1000m通過で2秒くらい速くなるはず。その流れでしっかり脚が溜まって、同じような末脚が使えるのかが未知の課題になる。 あと、ルメール騎手が乗れなくなって、ムルザバエフ騎手になるのも課題。ムルザバエフ騎手は悪い騎手ではないが、先行馬を上手く乗れる騎手だと考えている。脚を溜めて速い上がりを使うような馬だと信頼度は下がる。チェルヴィニアは先行できる馬だが、未経験のペースになることが濃厚なので、大外からいい位置を取りに行ったら脚が溜まるのかの不安は大きくなる。やはり、G1の信頼度抜群のルメール騎手からの乗り替わりは痛い。 あと、ハービンジャー産駒というのも本命にしなかった要素の一つ。 ハービンジャー産駒の牝馬を見ると、ナミュール、ノームコア、ディアドラ、モズカッチャンなどがいる。3歳前半で重賞を勝っている馬もいるが、G1を勝つレベルに本格化するのは3歳秋以降から4歳。桜花賞時点だと完成度の高い馬に勝てていない。 課題や血統面の不安はあるが、アルテミスSの勝ち方からあっさり勝っても驚かないので単穴とした(桜花賞3着以内ならオークスでは、さらに上位評価予定)。 4番手は、コラソンビート 前走のフィリーズレビュー(阪神1400m)は、いいスタートで2列目最内で追走。直線に入ってこじ開けて1頭分外に出して、後は前を交わすだけだったが交わせず3/4馬身差2着。 負けたことに驚いたが、時計はかなり優秀で逃げ切ったエトヴプレを褒めるレース。 ローテ的にフィリーズレビューから桜花賞はいいと言えないが、この馬は1600mで結果を出している馬。 未勝利戦で1600mを勝って、1400mのダリア賞・京王杯2歳Sを勝って3連勝。1400mでパフォーマンスを上げたので、阪神JFで軽視したら1600mでもパフォーマンスを上げて3着に好走。さらに、フィリーズレビューでも負けたがパフォーマンスは上がっていた。この成長力は無視できない。 あと、フィリーズレビューから好走した馬のパターンと同じことも相手に入れた理由。 過去10年で、前走がフィリーズレビューの馬は(1.0.2.42)。好走した3頭(16年アットザシーサイド:6人気3着、17年レーヌミノル:8人気1着、22年ナムラクレア:6人気3着)は、阪神JF5着以内の実績があって、前走フィリーズレビューで勝てずに2着という共通点があった。 コラソンビートは、阪神JF3着で前走フィリーズレビュー2着。過去好走馬と共通点が一致している。人気も同じくらいで、6~7番人気の少し舐められた人気になりそう。この人気なら阪神JF3着の実績と成長力に期待して買うのはありという判断になって相手に入れた。 最後に、ハワイアンティアレ 前走のチューリップ賞(阪神1600m)は、出遅れて後方4番手で追走。直線で馬群に突っ込んで、さばきながら伸びてきて0.3秒差3着。 チューリップ賞で一番驚いたのが、この馬の好走。2戦目で勝ち上がったが、勝ち時計・上がりどちらも遅い。加速ラップで時計は縮められそうだったが、1勝クラスでもかなり良化がないと勝てない内容で即消していた。それが想定を超える良化を見せて、1分33秒台時計に対応。別馬レベルの走りをして驚いた。 G2になってからのチューリップ賞は2着馬・3着馬が多く出ているが、スローペースで速い上がりを使っても差し届かなかったりした馬が桜花賞でも好走するパターンが多い。去年もモズメイメイに押し切られた、好位から33秒台の脚を使った2着コナコースト、3着ペリファーニアが、桜花賞でも2着、3着だった。 今年のチューリップ賞は、ペースが流れたので力を出し切ってたレースになっている。でも、この馬は未勝利勝ち直後に、一気にレースレベルが上がったチューリップ賞で3着。この劇的なパフォーマンスの上昇は不気味(1着馬・2着馬は、しっかりレース経験があって力を出し切っているので伸びしろの魅力がない)。 さらに、芝G1で池添騎手に乗り替わることで不気味さが上昇。さらに、騎手騎乗だが最終追い切りが自己ベスト。不気味が重なっていて、人気は変わらず無いので少額で押さえに入れることにした。 ※以下は、買わない馬の評価。 ワイドラトゥール 2走前に紅梅S(1400m)を勝っているが、1400mの遅いペースでラスト2F11.3 - 11.4。時計は平凡で距離は伸びても問題ないが、相手強化で能力的に厳しいと考えてチューリップ賞でも消していた。チューリップ賞はペースが流れて前にいたのは厳しかったが、0.9秒差13着で完敗。さらに相手強化でこの相手は厳しい。 クイーンズウォーク 前走のクイーンC(東京1600m)は、スタートで外によれたが、大外で他馬とぶつからずに後方3番手で追走。直線で外に出してじわじわ差を縮めて残り150mくらいで先頭。内からアルセナールに迫られたが、クビ差で勝利。 上がり3F33.4秒で最速なのだが、最後迫られていたのはアルセナールが内で不利(狭いところで前の馬がフラフラして寄られていた)を受けてスムーズに走れていなかったから。アルセナールがもう少しスムーズなら負けていた可能性もあったと考えている(新馬勝ち直後と不利で、クイーンCでの評価はアルセナールの方が上)。 今回は、パフォーマンスをどれだけ上げられるかと内枠が課題。前走内容では足りないのでパフォーマンスを上げる必要がある。その点で、オークスが目標は気になる。川田騎手と厩舎がデビュー前から話していたようで、前走勝った後のレース後コメントも「1600mを走らせたかったわけではなく」といっていて、東京を経験させたいから走らせた可能性が高い。オークス目標なのでリズム重視だと、後方からで内枠を上手くさばけても掲示板争いくらいと考えて消し。 イフェイオン 前走のフェアリーS(中山1600m)は、外枠から前に行って2列目の外で追走。直線に入るところで外に出して、残り150mくらいで先頭。外からマスクオールウィンに迫られたがクビ差で勝利。 中盤緩んでラスト3F12.2 - 11.5 - 11.4の加速ラップなのだが、この日はダ1200mでも加速ラップになるような一日。風の影響もあったので、評価を上げすぎたらダメなレースだと考えている。レースレベルも低いので消し。 キャットファイト 前走でアネモネS(中山1600m)を、2列目最内にいて、他馬が外に出したのでそのまま最内を走って勝利。騎手の判断がハマったレースで、阪神JF10着から大きく成長したとは感じなかった。相手強化で前に行けても、残れるイメージが浮かばない。 シカゴスティング ファンタジーSで3着になったことに驚いて、阪神JFも逃げて5着も驚いた。ただ、フィリーズレビューの12着を見ると、徐々に成長力の差が出てきていると感じる。完成度勝負のフェニックス賞勝ち馬なので、今後は厳しい戦いになる。 スウィープフィート 前走のチューリップ賞(阪神1600m)は、出遅れて後方3番手で追走。直線で大外に出して、内にもまれながら伸びてきて差し切り勝ち。 減量の恩恵がないレース永島まなみ騎手から武豊騎手になって、展開もハマっての勝利。阪神JFから良化はあるが、展開が向いて力が出し切っている内容。相手強化で前走以上の走りを求められる。スタートを出て正攻法の競馬をするより、出遅れたり、後方に下げて展開がハマるのを待った方が好走する可能性は上がりそう。印を付けた馬が普通に走ると厳しいと考えて消し。 セキトバイースト 前走のチューリップ賞(阪神1600m)は、じわっと出したら内の馬が主張してこなかったのでハナへ。速いペースだったが、直線でしぶとく粘って1.1/4馬身差2着。藤岡佑介騎手が、1400mを使われていたから馬のリズムを崩さないことを重視して、速かったが力を出し切るレースをしていた。力を出し切った走りで、今回は相手強化。ここも前に行って、我慢する競馬で掲示板に残れたら上出来。 ライトバック 前走のエルフィンS(京都1600m)は、出たなりで行きたがるのを抑えながら中団馬群の中で追走。直線で馬場のいい外に出して、他馬が避ける内を走らせたスウィープフィートを差してクビ差で勝利。 直線でかなり内を空けて走るので、直線を意識しすぎてペースが上がらずにラスト3F11.9 - 11.2 - 11.4。直線勝負で前にいた中で一番いい脚が使えたというレース。時計は縮められそうだが、1分32秒台への対応は不安がある。折り合いやすくはなると思うが、道中のペースが速くなって同じような脚が使えるのかは未知の不安。未知の素質に期待するしかなく、そこに期待するなら他の馬の方が魅力があるので消し。 テウメッサ 前走のアネモネS(中山1600m)は、中団やや後ろの内で追走。4コーナーで前の馬が横に広がったので、少し内を走って位置を上げて直線へ。直線でいい脚で伸びてきたが、ラチ沿いを走ったキャットファイトに残られて2着。かなりスムーズに走って、キャットファイトを捕らえられないようだとここでは厳しい。 ショウナンマヌエラ 前走のチューリップ賞は、出遅れてしまって回ってきただけ。逃げて結果を出してきたので、不完全燃焼だった。ただ、この相手だとスタートを出ても逃げるのが難しいし、逃げたところで時計対応が課題。ここは相手が強い。 エトヴプレ 前走のフィリーズレビュー(阪神1400m)は、やや速めのペースで逃げてしぶとく粘って3/4馬身差で勝利。勝ったのはいいが、1600mへの距離延長は大きな課題。このメンバーの1600mで好走できる馬が、1400mでコラソンビートに勝てると思えないので消し。 セシリエプラージュ 前走のフィリーズレビュー(阪神1400m)は、中団やや後ろの外で追走。直線で外に出して、じわじわ伸びて0.3秒差3着。前にいた2頭の決着を外から出して3着は好内容。逆に言えば、やや速めの流れで好時計の1400mを外から差せるなら「1400mベスト」の可能性が高い。買うなら距離短縮時と考えているので消し。 マスクオールウィン 前走のフェアリーS(中山1600m)は、出遅れて後方2番手で追走。直線で外からいい脚で伸びてきてクビ差2着。加速ラップで差を縮めてきたので、いい脚に見えるがこの日はダ1200mでも加速ラップになるような一日。風の影響もあったので、評価を上げすぎたらダメなレースだと考えている。レースレベルも低いので消し。 ■ 参考:過去5年の中央競馬GⅠ成績 ※全て公開した予想。 23年:24戦 6的中(回収率151.7%) 22年:24戦 5的中(回収率 94.8%) 21年:24戦 2的中(回収率131.2%) 20年:24戦 5的中(回収率151.6%) 19年:24戦10的中(回収率195.6%) |
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