Pro tipster MAX > N.Okamura's TipSILK ROAD STAKES G3 - 29/1/2023 Chukyo11R |
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ラップギアコース適性値【瞬2平5消3】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01シャインガ【瞬4平1消0】101 02ナムラクレ【瞬0平2消3】108 03グルーヴィ【瞬1平2消3】103 04エイティー【瞬0平5消5】101 05シゲルピン【瞬0平2消1】 99 06レイハリア【瞬2平1消2】 92 07マリアズハ【瞬0平3消6】 99 08マッドクー【瞬0平2消2】106 09ファストフ【瞬1平2消4】102 10ショウナン【瞬0平2消6】 95 11テイエムス【瞬0平2消3】106 12カイザーメ【瞬0平3消3】 95 13キルロード【瞬5平3消5】106 14ウインマー【瞬2平2消3】109 15トウシンマ【瞬3平0消2】109 2020年から2024年にかけて行われる京都競馬場の大規模な工事(馬場改修は2023年まで)にともない、去年に続き今年も中京競馬場で施行されることになったシルクロードステークス。ラップ傾向で見ると中京芝1200mと阪神芝1200mにそこまで大きな差異はなく、着目すべきは施行コースの違いではなく、シルクロードSが“ハンデ戦”であるという点ではないかと思います。 現在のところ、JRAの芝1200mハンデ重賞はシルクロードS(G3)、CBC賞(G3)と北九州記念(G3)の3レース。ラップ傾向がまるで違う小倉競馬場の北九州記念には当てはまらないのですが、この事象はシルクロードSだけではなく、CBC賞にも顕著に出ている傾向なので覚えておいても損はないと思います。 JRAのハンデ戦はハンディキャッパーがゼロの状態から考えているわけではなく、“馬齢重量”という基礎になる負担重量からの増減で決められています。基本的には5歳以上の牡馬・セン馬が平地で58kg(2023年から適用)、4歳以下の馬は月ごとに細かく減量が設定されていて、いずれの年齢でも牝馬は一律に2kg減。土日で月を またげば前の月の斤量が適用されるなど、距離によっても細かいルールがあるのですが、ともかく1月29日に施行される今年のシルクロードSは牡馬・セン馬58kg、牝馬56kgの負担重量が基準となります。 ナニやら小難しい話になってしまいましたが、着目したいのはシルクロードSにしてもCBC賞にしても、この基準となる斤量よりも重いハンデを課された馬の好走が目立つという点です。 基準以上 66戦【13- 6- 6- 41】勝率20% 複勝率38% 同等以下 490戦【21-28-28-413】勝率 4% 複勝率16% 合計数値 556戦【34-34-34-454】勝率 6% 複勝率18% ※CBC賞がハンデ戦となった2006年以降。 ---------- ハンデ戦というものは「できるだけ全馬横一線のでゴールさせること」を目的としてつくられています。気を付けなければいけないのは、決して「ハンデの軽い馬を勝たせよう」という意図のレースではないということ。もしそれがハンデの重い馬が不利になるように企画されているレースだとするならば、ハンデの重くなりそうな馬なんて ほとんど出走しなくなってしまうでしょう。少なくとも自分が調教師や馬主なら、そんなレースにに強い馬を出走させたくは ありませんね。 しかしながら「全馬横一線のでゴールを想定」という名目ではあるのですが、それも建前である部分が大きく、やはりハンデが重ければ重いほど好成績というデータは残っています。言ってしまうと、かの藤沢和雄厩舎に代表されるように、成績の良い厩舎ほど「ハンデの重くなる馬」でハンデ戦を活用していたりも するはずです。 ■ハンデ戦のハンデ別成績 52kg下 12408戦【 424- 478- 519-10987】勝率 3% 複勝率12% 53kg台 10201戦【 528- 529- 578-10201】勝率 5% 複勝率16% 54kg台 14426戦【 797- 947-1000-11682】勝率 6% 複勝率19% 55kg台 12676戦【1050-1041-1066- 9519】勝率 8% 複勝率25% 56kg台 8327戦【 889- 787- 713- 5938】勝率11% 複勝率29% 57kg上 3762戦【 754- 654- 567- 3762】勝率13% 複勝率34% ※2001年~2022年、条件戦も含めた平地の全ハンデ戦 ---------- 今回のシルクロードSで、基準以上のハンデを課された馬は(2)ナムラクレア、(3)グルーヴィット、(14)ウインマーベルと(15)トウシンマカオの4頭。しかしながら、問題点がひとつ。年明けから毎週「この時期の4歳馬は芝重賞で過剰人気の傾向にある」と語っているのですが、4歳馬3頭を除くと ここで狙うべき馬は7歳(3)グルーヴィット 1頭だけということになるのでしょうか。 しかし この時期の4歳は過剰人気の傾向にある というだけで、決して勝率がガタ落ちしているという訳ではありません。確固たる理由があり、しかもオッズに見合うようなら4歳馬推しの手もアリだと柔軟に考えます。 とは言え、現状見えるところ 先行力を失った(2)ナムラクレアは魅力半減。(14)ウインマーベルと(15)トウシンマカオに関しては、ラップギア適性値から、消耗戦になりやすい中山の1200メートルなら【瞬2平2消3】(14)ウインマーベルが有利、流れの緩む中京の1200メートルなら【瞬3平0消2】(15)トウシンマカオが有利という棲み分けが容易に できそうです。すなわち、このシルクロードSは(15)トウシンマカオ、この馬が大本命と考えて宜しいのではないかと。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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