Pro tipster MAX > N.Okamura's TipNHK MILE CUP G1 - 9/5/2021 Tokyo11R |
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ラップギアコース適性値【瞬8平2消0】 01レイモンド【瞬0平1消1】100 02アナザーリ【瞬2平0消1】 97 03ルークズネ【瞬2平2消0】105 04バスラット【瞬3平0消0】111 05リッケンバ【瞬4平0消0】102 06シティレイ【瞬3平1消0】100 07タイムトゥ【瞬3平0消0】101 08グレナディ【瞬1平3消0】108 09ゴールドチ【瞬0平2消0】 97 10ソングライ【瞬1平2消0】102 11ヴェイルネ【瞬2平0消0】 98 12ランドオブ【瞬1平1消0】104 13ホウオウア【瞬5平0消0】108 14ショックア【瞬2平0消0】 98 15シュネルマ【瞬3平0消0】109 16ロードマッ【瞬2平0消0】 97 17グレイイン【瞬0平2消0】106 18ピクシーナ【瞬1平1消0】108 東京芝1600メートルというコースは【瞬8平2消0】というラップギア・コース適性値なのだが、このNHKマイルカップに関しては少々特殊。近年の3歳戦は1200メートル重賞が不足してるため、スプリンターが1600メートルのこのレースに使われることも少なくない。そのため全体的にハイペースになりやすく、通常の瞬発力勝負にはなりにくく、非常にタフなレースとなっている。 ちょっと具体的な数字を出すと、このコース、このクラスなら(皐月賞やダービーとの比率からも)前半3ハロンは35秒5ぐらいになるはずなのだが、過去25回の施行で、前半3ハロンが35秒6以上になったことは1度もない。最も遅いのが2005年の35秒5であり、それとて分類するならハイペースということになってしまう。過去25回の“前半3ハロン平均”は34秒4。すなわち過去25回、すべてハイペースでの施行だと考えても良いぐらいだ。 しかし【瞬8平2消0】の東京芝1600メートルコース。瞬発力の不足した馬はそれでもやはり不利だと思われる。たとえばこのNHKマイルカップは過去25年で1番人気が10勝。勝率40%の単勝回収112%。要するに『1番人気を買っとけばOK』なレースではあるのだが、その中にあって瞬発力不足が明らかだった馬は どう見ても苦戦傾向。 1999年1人気10着エイシンキャメロン【瞬1平5消0】 2000年1人気3着マチカネホクシン 【瞬1平2消0】 2002年1人気3着タニノギムレット 【瞬1平3消1】 2003年1人気11着ゴールデンキャスト【瞬0平0消3】 2005年1人気4着ペールギュント 【瞬1平3消0】 2006年1人気6着フサイチリシャール【瞬5平1消0】 2007年1人気2着ローレルゲレイロ 【瞬3平2消0】 2009年1人気10着ブレイクランアウト【瞬2平1消0】 2013年1人気7着エーシントップ 【瞬2平3消0】 2015年1人気5着グランシルク 【瞬1平3消0】 2017年1人気17着カラクレナイ 【瞬0平2消1】 2018年1人気12着タワーオブロンドン【瞬3平2消0】 2019年1人気5着グランアレグリア 【瞬2平1消0】 2020年1人気2着レシステンシア 【瞬1平2消1】 ※グランアレグリアは4着入線5着降着 敗れた1番人気を抜き出してみると、その多くがラップギア的に瞬発力不足の馬であったことが読み取れる。2019年グランアレグリアにしても、瞬発力を売り物にする馬ではないことは、今となっては明白だろう。 ということでメンバーを見渡してみると、今年は【瞬1平3消0】と 明らかに瞬発力が不足している(8)グレナディアガーズが1番人気ということになりそう。これはちょっと面白いことになってきた。 (流れが速くなる)皐月賞を先行して、そのうえで このNHKマイルカップに駒を進めてきた馬は要注意なのだが、今年は皐月賞組の姿が見えず、(15)シュネルマイスターは弥生賞を先行してきた馬。ただ、皐月賞と同コース施行の弥生賞とは言え、両レースの前半平均タイムには2.3秒(15馬身程度)の差があり、それを考えると今回の(15)シュネルマイスターは今までとはまったく違うペースで後方からの競馬になることが濃厚。ちょっとした瞬発力は見せているものの、目を見張るほどの瞬発力は見せていない現状、展開としてはかなり厳しくなるはずだ。 となると、本命は【瞬3平0消0】(4)バスラットレオン以外には考えられない。正直、ニュージーランドトロフィー勝ち馬とNHKマイルカップの相性は良くはないのだが、今年は乃ニュージーランドトロフィーのラップは例年のNHKマイルカップ・ラップに酷似。前走のニュージーランドトロフィーを踏襲するだけで、そのままNHKマイルカップ勝ちということになる計算だ。 ただ、逃げれば3戦3勝、逃げなければ4戦4敗という極端な成績の(4)バスラットレオンは、どうしてもそこが問題になるところ。陣営としては他に行く馬がいれば競り合わず控えたいという意向のようで、(4)バスラットレオンのラップギア適性値【瞬3平0消0】としては、そちらのほうが正解かと思う。 いや、どうも それ以前に、(4)バスラットレオンにしてもそうなのだが、(18)ピクシーナイトにしても(3)ルークズネストにしても控える競馬も想定してはいるようで、それなら むしろ押し出されるような形で(4)バスラットレオン先頭まで考えられるのではないかと見る。なぜなら この3頭で、どれが ブラフ(ハッタリ、虚勢)なしに逃げたいのかを考えれば、それは「逃げでしか勝てていない」(4)バスラットレオンで間違いないからだ。 ディープボンドやマルターズディオサ、ビアンフェの戦績を見るにつけ、壁に ぶつかりながらも着実にそれを乗り越えて行くのが上級キズナ産駒の特徴。天性の馬ではない。そんな状態でもG1を含む重賞で3着、4着を繰り返していたのなら、今の(4)バスラットレオンは既に「壁を乗り越えた」状態なのではないかとも考えられるのではないか? 余談だが、(4)バスラットレオン、バス+ラット+レオン = 風呂ねずみライオンというハイセンスな名前かと思っていたのだが、どうやらbirthrate = バースレート = 出生率ということらしい。ちょっと残念だ。レオンはライオン。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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