Pro tipster MAX > N.Okamura's TipSEKIYA KINEN G3 - 11/8/2019 Niigata11R |
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ラップギアコース適性値【瞬9平1消0】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01マイネルア【瞬6平5消0】 87 02ヤングマン【瞬4平2消1】 96 03ケイデンス【瞬4平0消0】107 04オールフォ【瞬1平1消2】113 05サラキア 【瞬4平1消0】106 06ソーグリッ【瞬5平5消2】113 07ロードクエ【瞬4平3消0】109 08エントシャ【瞬3平2消0】103 09ディメンシ【瞬5平2消0】107 10ロシュフォ【瞬5平0消0】118 11リライアブ【瞬4平3消1】105 12フローレス【瞬6平3消0】101 13ミッキーグ【瞬3平2消2】118 14ミエノサク【瞬6平3消0】108 15ファストア【瞬4平1消1】107 16サンマルテ【瞬5平2消0】108 17ハーレムラ【瞬3平2消0】108 18トミケンキ【瞬2平3消2】102 真夏のマイル決戦、関屋記念。新潟競馬場外回りの直線は約659m。向こう正面の直線距離も約550mほどあり、都合1200m、75%ほどが直線で構成されるコース。そのせいか毎年のように速い時計での決着が続いており、それに対応できる頑強さが要求されるレースとなっています。“頑強なスピード”と言えばG1・安田記念にも通ずるものがあり、同年の安田記念を使われた馬の好走が目立つレースでもあります。 2002年1着マグナーテン 2003年1着オースミコスモ 2005年1着サイドワインダー 2009年1着スマイルジャック 2012年1着ドナウブルー 2014年1着クラレント 2015年1着レッドアリオン このパターンの勝ち馬を挙げるだけでも、ざっと7頭。2001年以降、延べ出走頭数27頭で【7-2-2-15】、勝率26%、単勝回収率308%の好成績となっているのです。だからと言って今年安田記念出走のロードクエストやエントシャイデンを買うぞと息巻くのは早計かも知れませんが、そういった傾向があることは理解しておいても損はないはず。たとえばの話、安田記念と関屋記念の過去10年ラップなどを並べてみると、そこから何か見えてくるものがあるかも知れません。 ■関屋記念 過去10年ラップタイム 2009年 12.2-10.8-11.6-12.3-12.1-11.3-10.7-11.7 2010年 12.7-11.3-12.2-12.0-11.5-10.6-10.3-12.3 2011年 12.5-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-10.9-12.1 2012年 12.2-10.9-11.9-12.0-11.7-11.1-10.4-11.3 2013年 12.3-10.7-11.5-11.7-11.7-11.8-10.8-12.0 2014年 12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1 2015年 13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4 2016年 12.5-11.1-10.8-11.3-11.4-11.9-10.8-12.0 2017年 12.4-11.1-11.7-11.4-11.3-11.1-11.0-12.2 2018年 12.4-10.6-11.2-11.5-11.5-11.2-11.0-12.2 平均 12.5-10.9-11.6-11.7-11.6-11.4-10.7-11.9 ■安田記念 過去11年ラップタイム 2009年 12.0-10.6-10.8-11.9-12.1-12.1-11.6-12.4 2010年 12.0-10.7-10.9-11.3-11.4-11.3-11.7-12.4 2011年 12.3-10.7-10.9-11.5-11.6-11.2-11.6-12.2 2012年 12.2-10.7-10.9-11.1-11.4-11.3-11.8-11.9 2013年 12.0-10.7-11.2-11.4-11.7-11.5-11.3-11.7 2014年 12.3-11.1-11.7-12.0-12.0-11.8-12.1-13.8 2015年 12.4-10.8-11.1-11.6-11.4-11.2-11.3-12.2 2016年 12.3-11.0-11.7-12.0-12.1-11.3-10.9-11.7 2017年 12.2-10.6-11.1-11.6-11.6-11.0-11.3-12.1 2018年 12.2-10.8-11.2-11.3-11.3-11.4-11.4-11.7 2019年 12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.1-11.2-11.6 平均 12.2-10.8-11.2-11.5-11.6-11.4-11.5-12.1 つまり『安田記念に出走した馬が有利』で完結するのではなく、『なぜ安田記念に出走した馬が有利になるのか』を考えていくことが重要になってくるのです。その理由を紐解いてゆけば、安田記念組に限らず、関屋記念で真に狙うべき馬が見えてくるはず。データとして示された事実から、さらにその先を推測して行く。それこそが競馬予想の神髄ではないでしょうか。 ----- ~ということで、わざわざラップタイム一覧表まで書き出してはみたものの、その答えはもっと単純なところにあるのではないかと思ったのですよ。つまり、安田記念に出走できるぐらいの馬は、単純に力量が上なのではないかというと。そう考えると、安田記念を経由していない近年の関屋記念勝ち馬 2011年1着レインボーペガサス 2013年1着レッドスパーダ 2016年1着ヤングマンパワー 2017年1着マルターズアポジー 2018年1着プリモシーン 5頭は、すべて重賞勝ち馬でした。残る1頭2010年レッツゴーキリシマは重賞勝ちこそなかったもののG1・朝日杯FSの2着馬で、2017年マルターズアポジー以外はすべて芝1600mのG1経験馬。もっとさかのぼってみても、あとは2006年カンファーベスト(マイルG1出走なしの重賞勝ち馬)を追加するぐらいで、2004年以降の勝ち馬15頭中13頭が、マイルG1出走経験のある重賞勝ち馬だったのですよ。 コースが改装された2001年以降、一覧にしてみるとこんな感じで最初の〇が「重賞勝ちがあった馬」、2つめの〇は「1600メートルのG1出走馬」。しかも×が1つでもある馬が勝った年は例外なく荒れてますな。 2001年 マグナーテン ×× 2002年 マグナーテン 〇〇 2003年 オースミコスモ ×× 2004年 ブルーイレヴン 〇〇 2005年 サイドワインダー 〇〇 2006年 カンファーベスト 〇× 2007年 カンパニー 〇〇 2008年 マルカシェンク 〇〇 2009年 スマイルジャック 〇〇 2010年 レッツゴーキリシマ ×〇 2011年 レインボーペガサス 〇〇 2012年 ドナウブルー 〇〇 2013年 レッドスパーダ 〇〇 2014年 クラレント 〇〇 2015年 レッドアリオン 〇〇 2016年 ヤングマンパワー 〇〇 2017年 マルターズアポジー 〇× 2018年 プリモシーン 〇〇 その実績をクリアできる馬となると、今年は下記の4頭。 (2)ヤングマンパワー (3)ケイデンスコール (7)ロードクエスト (13)ミッキーグローリー しかし(3)ケイデンスコールは下記に描いた通りの3歳牡馬。 https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=43878 夏季重賞における3歳馬の成績 3歳牡馬 147戦【 6-12-11-118】 勝率 4% 単勝回収率 37% 3歳牝馬 120戦【15- 8-10- 87】 勝率13% 単勝回収率148% ※2001年以降、6月~8月末の平地古馬重賞 今年7月の中京記念で3歳牡馬のグルーヴィットとクリノガウディーに1-2着を決められてしまいまったのですが、それでも私はヘコタレません。今年の2頭以前となると、勝ち馬は2011年リアルインパクト、さらには2006年アドマイヤムーンまで遡らなければならず、夏季重賞での3歳牡馬は明確に“買ってはいけない存在”だと認識しているからです。 ということで、本命(13)ミッキーグローリー、穴なら(7)ロードクエスト、大穴(2)ヤングマンパワーといったところ。指数的にも『1600メートルG1出走経験を持つ重賞勝ち馬』(13)ミッキーグローリーの優位は動かないと思います。その辺り、『G1出走経験なく、重賞勝ちも無い』(10)ロシュフォールとは全然違いますね。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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