Pro tipster MAX > N.Okamura's TipIBIS SUMMER DASH G3 - 28/7/2019 Niigata11R |
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ラップギアコース適性値【瞬3平5消2】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01ラブカンプ【瞬2平4消4】 73 02ダイメイプ【瞬0平4消4】104 03カッパツハ【瞬2平1消2】107 04ビップライ【瞬3平7消3】 96 05アンフィト【瞬1平2消0】 96 06ナインテイ【瞬1平5消2】 91 07カイザーメ【瞬0平3消3】100 08レッドラウ【瞬0平5消2】 83 09ミキノドラ【瞬0平2消4】 95 10レジーナフ【瞬1平1消5】 96 11ライオンボ【瞬0平1消3】108 12ラインスピ【瞬4平7消3】 93 13トウショウ【瞬3平3消3】 76 14ブロワ 【瞬2平3消0】 77 15シベリアン【瞬6平2消1】 86 16オールポッ【瞬3平2消1】 81 17フェルトベ【瞬0平3消1】101 18アルマエル【瞬1平5消5】 91 すっかり夏の名物レースとして定着した最短距離重賞、JRA唯一の1000m重賞となるアイビスサマーダッシュ。この「新潟直線芝1000mコース」は“最初の4年間”は8枠の馬だけを買っていればかならず儲かるコースだった。外枠有利が知れ渡り、内枠各馬がスタート直後から外へ外へと殺到するようになっても、それでも8枠の絶対優位が揺るがない特殊コースだった。 今でも「新潟芝1000は8枠有利」という話を聞く機会は少なくないのだが、その狂宴は15年近くも前、実は2005年には終了している。勝ち馬に限れば、近年は8枠よりも2~3枠のほうが好成績であるぐらいだ。 ■新潟芝1000m、8枠の成績 2001年~2004年 勝率10% 単勝回収率155% 2005年~2019年 勝率8% 単勝回収率 83% (下記の成績とそんなに変わらない) ■新潟芝1000m、2~8枠成績 2001年~2018年 勝率7% 単勝回収率 77% 2~8枠の成績は年々フラットになりつつある。外だけ芝を深くするとか、JRAが何か意図的に馬場を操作したのではないかと疑いたくなるようなレベルでフラットになりつつある。こういうのがあるから競馬は恐ろしい。8枠有利は理由不明ではなく、ちゃんと理由のあるデータだったのにね。 いま現在も8枠成績が良いように見えるのは、2001年~2004年の名残りである部分大きい。終焉から15年経っても「8枠絶対説」が根強く残っているもの凄いことで、当時はそれぐらい強烈な8枠絶対有利だったということは間違いないのだが。 第1回アイビスサマーダッシュからの前半3ハロンタイムを並べてみると 32秒3 32秒0 32秒2 32秒2 32秒4 32秒8 32秒5 32秒1 33秒1 31秒8 32秒3 32秒1 32秒9 32秒2 32秒5 32秒8 32秒2 32秒1 最近の短距離戦はG1でも前半の3ハロンが34秒台の「緩いレース」になっているのだが、さすがにこの新潟芝1000mでは逃げ馬を抑える騎手がいない。重賞クラスの“短距離馬逃げ馬”は、騎手や陣営の思惑が無ければ、本来これぐらいのペースで行けるはずだという話の査証にもなるだろう。 つまり、アイビスサマーダッシュの狙いは「(逃げ馬に)前半3ハロンを32秒台前半で引っ張られても消耗しない馬」。目安としては、過去に「前半3ハロンを32秒台で先行し、好走している馬」。これがアイビスサマーダッシュ勝ち馬の最低条件と考える。 いつもはこれだけで4~5頭程度に絞られるアイビスサマーダッシュなのだが、今年は何と該当馬が10頭も存在。 (1)ラブカンプー (2)ダイメイプリンセス (3)カッパツハッチ (6)ナインテイルズ (7)カイザーメランジェ (8)レッドラウダ (10)レジーナフォルテ (11)ライオンボス (12)ラインスピリット (13)トウショウピスト 当然(11)ライオンボスもここには入っているのだが、要するにこれは逃げる(11)ライオンボスにとって楽な展開にはならないということなのではないのか? (11)ライオンボスほどではないものの、例年よりもテンに速い馬が多いということで。 (11)ライオンボスは前走・韋駄天Sの予想でも書いていたように、邁進特別の勝ち時計54秒1は、歴代のアイビスSD(G3)勝ちタイムと比較しても遜色がないものだった。ただ、韋駄天Sの勝ち時計53秒9は(邁進特別より更に速くなったものの)、期待された新潟芝1000メートルのコースレコードほどではなかった。序盤から押して押して、中盤は結構一杯に追っていただけに、意外と言えば意外。 (11)ライオンボスが人気を集める中、むしろ注目すべきは(3)カッパツハッチの存在ではないかと見えてきた。たとえば前走の韋駄天S、押して押して先頭に立ったライオンボスの横で、馬ナリで並びかけたのは(3)カッパツハッチであり、中盤からムチを入れて懸命に先頭をキープしたライオンボスの横を、馬ナリで追走していたのも(3)カッパツハッチ。最後は(11)ライオンボスに突き放されての2着だったのだが、(3)カッパツハッチ自身の走破時計も54秒0だった。 この走破時計54秒0はアイビスサマーダッシュの平均勝ち時計54秒3(良馬場限定なら54秒1)より遥かに速く、そこで勝った(11)ライオンボスを別にすると、アイビスサマーダッシュを除いての新潟芝1000メートルタイムとしては2012年8月19日のエバーローズと並ぶ歴代最速タイだったりする。 歴代のアイビスサマーダッシュを合わせても、(3)カッパツハッチを超えるタイムで走れたのはカルストンライトオ、ダイメイプリンセス、エーシンヴァーゴウ、ケイティラブ、メジロダーリングとライオンボスの7頭しか存在しない。つまり敗れはしたものの、(3)カッパツハッチも特筆モノのタイムを出していたということなのだ。それこそ邁進特別の時のライオンボス以上の。 決してゲートが速いほうではない(11)ライオンボスが、前走よりも余裕のない競馬になるようなら、今度は(3)カッパツハッチが差し切ってしまうような場面も考えられるのではないだろうかという読みを。斤量差も1kg開くようなので。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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