Pro tipster MAX > N.Okamura's TipSAPPORO KINEN G2 - 21/8/2016 Sapporo11R |
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夏競馬の中軸、真夏の頂上決戦となるG2・札幌記念。毎年のようにG1馬の出走が期待されるレースだが、今年の大物枠は(15)モーリスで決まり。7着に敗れた京都新聞杯以来、2年ぶり2度目の中距離戦だが、ここは実績の差で単勝1倍台の人気ということになりそうだ。 (15)モーリス以外は手薄なメンバーとも言われている今回の札幌記念だが、重賞勝ち馬は全部で11頭。(15)モーリスを除いてもG2のクオリティは保てていると考えても良いのではないか。 しかし(15)モーリスが札幌記念に出走の意向を示したとき、まず最初に思ったのが2000mという距離のことだった。現状ラップギア適性値【瞬5平3消0】のモーリスだが、能力で瞬発戦をこなしているだけで、本質は超が付くほどの平坦馬ではないかと考えている。 平坦馬は距離に融通が利かない傾向にあり、その範囲はおおよそ400m程度ではないかと考えている。逆に瞬発馬なんかは、いくらでも距離をこなせると考えてほぼ間違いないのだが。つまり、モーリスの適性が1600mを中心に1400mや1800m辺りにあるとすならば(1400mと1800mには勝ち鞍がある)、2000mはアウトの領域ということになる。1600mより1400mや1800mのほうが良いとも考えづらいし。 すなわち、(15)モーリスは決して“何の不安もない単勝1.7倍”というわけではないのだ。しかし逆にいうと多くの人にとっても距離の不安はアリアリと見えているはずなのだが、それでも単勝1.7倍というのは、それだけ(15)モーリスの能力が図抜けているということなのだろう。「距離は不安だが、それでも勝てるはず」というのが多数派ではないかと思われる。 それを踏まえての単勝1.7倍なのだろう。じゃなきゃG1・安田記念で同じく単勝1.7倍だった「G1・4勝馬」が、大幅相手弱化、体調不安なく、斤量減で同じく単勝1.7倍なんてあり得ない。仮にここが1600mのレースなら1.1倍とか、そういうレベルの馬であるはずなのだ。 そういうのは否定しない。実際のところ、(15)モーリスはとんでもなく強い。2015年ダービー卿CTで見せたラップはJRA史上最高クラスのモノだし、香港マイルやチャンピオンマイルのラップなんかも、ちょっと常軌を逸している。 そして、それらを全部踏まえた上で、(15)モーリス以外の馬を買うことをお勧めしたい。 筆頭候補は(1)ヌーヴォレコルト。ラップギア適性値は【瞬8平1消1】で、一見すると瞬発一辺倒の馬なのだが、実はこれが今まで出走したレースのほとんどが瞬発戦決着だったというカラクリ。さらに言うと、秋華賞や香港カップのレース振りからはむしろ瞬発戦ではないほうが良いのではないかとさえ見えてくる。 実は(1)ヌーヴォレコルトの平坦戦出走を狙っていた。心待ちにしていた。たしかに(15)モーリスは強敵だが、この馬とて競ってきた相手はショウナンパンドラ(ジャパンカップ勝ち馬)やエイシンヒカリといったスーパーG1ホース。適性面も含めれば付け入る隙はあるはずだ。 あと1頭、気になるのはまったくの人気薄である(10)ダンツキャンサーの存在。こちらは【瞬1平4消1】のハッキリとした平坦馬なのだが、前走の1800mG3・クイーンSの内容が秀逸だった。同馬はそれまで1400mばかりを使われていた馬。 前に述べた「平坦馬は距離に融通が利かない」、「その範囲はおおよそ400m程度」という話を信じるならば、もしかすると1400mは適性外であり、むしろ2000mぐらいのほうが良かったのではないかという仮説も立てられる。そう考えさせられたほど好内容のクイーンS。仮にここを好走しても次走すぐに人気になったりはしない感じだが、可能性を感じるのなら、狙うのは早いほうが良いに決まってる。 ※印や金額は発走の約1時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。 ※適性値(ラップギア)や能力値(瞬発指数)について http://lapgear.net/ |
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