Pro tipster MAX > N.Okamura's TipJAPAN OAKS G1 - 22/5/2016 Tokyo11R |
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オークスが行われる東京芝2400mは、JRA全競馬場の中でも有数の瞬発コース。勝負どころから区間タイムにして1秒以上の瞬間的な加速が特徴で、先団からジリジリと伸びる馬よりも、後方から一気に加速できる馬が有利。道中の位置取りはあまり関係なく、騎手がGoサインを出してから、ものの10秒ほどで勝負が決まる。 もはや誰も「オークスはタフなレース」なんて言わなくなったし、オークスがタフなレースになったのは、22年前のチョウカイキャロルが最後かなぁ。サンデーサイレンス産駒登場以前の話。 その頃までは定着していた「桜花賞は速い馬が勝つ」の格言も、死語となって久しい昨今。阪神競馬場が改装された2007年以降は、阪神JFも、チューリップ賞も、桜花賞も、オークスも、全部瞬発力のある馬が勝つ。 瞬発力のある馬は基本的にはすべて距離をこなすと言っても良いので、桜花賞の評価がほとんどそのままオークスの評価に繋がることになる。ラップギア的には、持続力で桜花賞を勝った馬がオークスで人気になっているのが楽しみでたまらなかったのだが。 3歳の夏ぐらいまでは、ダービーやオークスも含めて、距離適性よりも能力を重視したほうが正解。明らかなスプリンターは別として、後にマイラーと呼ばれる馬でも、ダービーやオークスまであまり距離の壁に泣くことはない。たまに人気馬が負けると印象に残るのだろうが、その比率は決して高くはない。 要するに、2007年以降の桜花賞を勝つような馬は瞬発系の馬である可能性が高く、瞬発系の馬である以上、距離が延びてパタッと止まることは考えづらいということ。たとえばリーチザクラウンなどは3歳秋以降、気性的に長い距離が難しい馬になってしまったが、それでも3歳春はダービーで2着しているのだ。掛かりクセのある馬も、ダービーまでは、いや最近では神戸新聞杯までと言うべきか、そこまではソコソコに何とかなる。 メジャーエンブレムが別路線に進み、桜花賞馬ジュエラーは故障で回避。今年のオークスは(3)シンハライトと(13)チェッキーノの二強対決ということで話がまとまってきた。どうやら3番人気は単勝10倍を超えそうなのだが、正直なところ(3)シンハライト&(13)チェッキーノと3番人気以下に、そこまでの能力差があるとは思っていない。 瞬発指数で言うと、(3)シンハライト、(13)チェッキーノと(4)アットザシーサイド、(17)ロッテンマイヤーの4頭が並んでいる状態だ。自身としても、計算するまでは(3)シンハライトがトップだろうと思っていたので、少し意外ではあるのだが。 ともかく、仮に能力的には4頭がほとんど横一線ということにしよう。しかしそれでも瞬発力勝負の東京芝2400m、ラップギア適性値「瞬1平2消0」の(4)アットザシーサイドと「瞬2平2消0」の(13)チェッキーノには厳しいレースと考えざるを得ない。ラップギア的にはノータイムで“消し”という人気馬2頭だ。 (17)ロッテンマイヤーは現在のところラップギア適性値こそ「瞬2平0消0」なのだが、その父親は「瞬発力不足」の代名詞的存在として(強いのに)日本ダービーを2番人気5着に敗れたクロフネの産駒。 前走の忘れな草賞は強い勝ち方、クイーンカップも3着であるだけに気にはしていたのだが、もっと厳しい流れならともかく、瞬発力勝負の東京芝2400mで勝てるビジョンがまったく見えてこない。ビワハイジの孫であり、ブエナビスタの近親ではあるのだが、それでもね。 ということで、やっぱり「瞬3平1消0」(3)シンハライトしか残らない。ただ、思っていたよりも(13)チェッキーノが人気を被っていて、1.8倍ぐらいを想定していた(3)シンハライトの単勝が前日最終で2.6倍。 能力、適性で一番死角のない馬、このオッズなら素直に◎。「桜花賞上がり最速馬」も「クイーンカップ上がり最速馬」も不在のここでは、やはり「チューリップ賞上がり最速馬」が際立つことに。 ※印や金額は発走の約1時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。 ※適性値(ラップギア)や能力値(瞬発指数)について http://lapgear.net/ |
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