予想されるベストの適性値は「820」で、瞬発戦を想定。
脚質的には差し馬が90%優勢。
1月のフェアリーS上位馬と、アパパネ(後に阪神JF勝ち)やエイシンフラッシュ(後に京成杯勝ち)と差のない競馬をした(5)ブルーミングアレーの争い。おそらく人気のつき方もそんな感じだろう。
ハッキリと言ってしまうと、(9)アプリコットフィズや(1)テイラーバートンに大物感はないと思う。過去に両馬が走ったレース、ラップの並びは至って平凡であるのに対し、(5)ブルーミングアレーの新馬戦(東京芝1600m)のほうに特異性が見られるぐらい。
12.4-10.8-11.6-12.4-12.9-11.7-11.6-11.6 ▼12▼1±0
それならば◎は(5)ブルーミングアレーかというと、そうでもない。鍵となるのはフェアリーSで(1600mなのに)大逃げを打った(4)カホマックスの存在だ。さすがにそのレース(前半3ハロン33秒8)は大暴走だったのだが、この馬がいる以上、このクイーンSにしても平均ペース以下は考えづらい。
そして、それは(5)ブルーミングアレーがいまだ経験したことのないペースでもある。2000mのエリカ賞で最高のパフォーマンスを見せた同馬が、(4)カホマックスの引っ張る1600mで同様の競馬ができる可能性が高いとも思えない。単勝1.2倍に支持された前走で前を捉えきれなかったのだが、それよりさらに後方からの競馬になることも十分に考えられるのだ。
ならば同じく(4)カホマックスが前半3ハロン33秒8で引っ張ったフェアリーSの2、3着馬。今回上位にとるべきはこちらではないかと思う。中でも、(1)テイラーバートンよりも前で競馬をして先着した(9)アプリコットフィズ。おそらく1番人気と思われるが、ここは他に逆転の要素が見当たらない。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの(ラップギア)。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性の
バランスのみを表す。3数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップ
タイムから考えられる基礎能力を数値化したもの(瞬発指数)。
※ラップギア適性値や瞬発指数について、詳しくは下記URLをご覧ください。
http://saikyo.k-ba.com/members/lapgear/about.html |