予想されるベストの適性値は「271」で、平坦戦を想定。
脚質的には差し馬が15%優勢。
昨年はラップギア適性値「瞬2平2消0」の6番人気ノットアローンに自信の◎を打って、
「瞬1平0消2」の8番人気レオマイスターにゴール前クビ差だけ差しきられてしまったレース。皐月賞前から、ラジオNIKKEI賞に出れば…と狙っていたノットアローン、オビ10個の夢はゴール前30mで消えた。
あれから1年か…今年はダイバーシティやスマートギアのような瞬発一辺倒の馬が人気ということにはなりそうにない。言えば「瞬3平1消0」の(3)ストロングリターンだが、この馬とて平坦戦に勝ち鞍を持っているし、父親がシンボリクリスエス。平坦戦への出走が少ないだけで、イメージ的にはむしろ平坦な流れこそが向きそうだと思っていた。
しかしその(3)ストロングリターンにしても(16)ストロングガルーダにしても、さらには前走・白百合S組の(10)イコピコ、(13)イネオレオにしても、いずれも重賞初挑戦で即通用しそうなほどの能力馬。ダービー出走馬が1頭もいない状況で、このラインナップは素晴らしいとしか言いようがない。今年の3歳牡馬は層が厚くて楽しみだ。
ここは(6)グローリールピナスや(7)サトノロマネ、(15)サニーサンデーとテンの速い馬が集まっており、それは白百合S組の(10)イコピコと(13)イネオレオにとっては未知のペース。これら2頭は流れに乗れず、後方のままで終わってしまう可能性も考えておかなければなるまい。逆にそういったペースで強さを見せてきた(3)ストロングリターン、狙うべき差し馬はこちらではないかと考えている。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスのみを
表す。3数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップタイムから考
えられる基礎能力を数値化したもの(瞬発指数)。
※適性値や「▼4▼4△7」等の意味については、単行本「ラップギア」をご覧ください。
http://item.rakuten.co.jp/book/5374176/ |