予想されるベストの適性は「820」で、瞬発戦を想定。
脚質的には差し馬が65%優勢。
前年(16)トウショウナイトが勝ったときの「▼8 -- △3」これがアルゼンチン共和国杯の
ほぼ平均的なラップギア。たた、その(16)トウショウナイトはこの時の▼8が自身好走時
の限界瞬発力であり、「441」の並びからも適性的にはちょっと微妙なところではある。
そういう観点で見ていくと、未勝利戦を「▼16 △2 ▼1」で勝ったものの、それを除くと
2007白富士Sの「▼7 △5 △5」が限界瞬発力となってしまう(3)ネヴァブション、そして▼6
以上のレースでは連対できていない(7)ダンスアジョイ辺りも不安に見えてくる。
ここで上記3頭は割り引きかとも考えたのだが、それは短慮軽率ではないかと思いとどま
った。限界点が▼8に達していないとは言え、それはあくまで平均値。2003年改修以降、
近年はむしろ「▼2 ▼3 △9」「▼7 -- △4」「▼6 △3 △5」と瞬発力を要さない方向に
シフトしているのだから。…となると、むしろ適性微妙なのは中央2勝が「▼3 ▼17 △17」
「▼4 ▼11 △15」と切れすぎる瞬発力を見せた(18)カゼノコウテイだろうか。
(3)ネヴァブションは◎を打った前走、負けるだけならまだしも、競馬が消極的だったの
が気掛かり。連勝時の好調期が終わってしまったとも考えられる。となると、(6)ハイア
ーゲームの叩き一変のほうが現実味がありそうだ。過去にも13着→叩いて3着など、大敗
後の変わり身も2度3度と見せている馬だけに。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスの
みを表す。能力値は、ラップタイムから考えられる基礎能力を数値化したもの。
※「▼4 ▼4 △7」等の意味については、「競馬最強の法則」誌で詳しく説明しています。
http://www.kk-bestsellers.com/magazine/saikyo/index.htm |