予想されるベストの適性は「451」で、平坦戦を想定。
脚質的には差し馬が15%優勢。
どうやら(10)サブジェクトが人気らしいが、この馬のデビュー戦に、自分は特に非凡なも
のを感じなかった。瞬発力を計算した指数も高くはなく、要は前半楽をした割に、瞬発力
が物足りないということ。物足りないは言い過ぎかもしれないが、「これはすごい馬だ」
とか「次走重賞でも」という感じでは全然なかった。まぁここで変わり身を見せる可能性
だってあるのだろうけど、それを期待しての1番人気は買うに値しない。
(12)ウイントリガーは「▼13 △7 △4」「▼8 ▼7 ▼1」の流れを抜群の瞬発力
で連勝したものの、そういった馬だけに瞬発力を要さないレースとなった場合はどうだろ
うという不安は残る。ここは前走以上のパフォーマンスを見せなければ勝ち負けにならな
いレースであり、平坦戦で前走以上のパフォーマンスを見せるようなら、それこそクラシ
ック級の馬なのだが、正直そこまでの魅力は感じない。
(9)ヤマカツオーキッドは同コースのオープン・コスモス賞を勝っているのだが、これは
前半5ハロン、1000m通過が1分6秒9という超スローペースを逃げてのものであり、今
回は前走より厳しい競馬になりそう。しかしこの馬で注目したいのは、むしろ前走のオー
プン勝ちよりも「▼2 ▼4 △9」の平坦戦をハイラップで逃げ切った未勝利戦。内容
的にも悪くはなく、それと同じ競馬ができるようなら3連勝も可能と考える。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスの
みを表す。能力値は、ラップタイムから考えられる基礎能力を数値化したもの。 |