予想されるベストの適性は「055」で、平坦戦を想定。
脚質的には先行馬が80%優勢。
消耗戦となることが多い1200m戦だが、ここは阪神コースということもあって、平坦戦想
定。1200mよりも長いところに適性を持つ馬が、地力優位にモノを言わせて1200mの馬を
差し切ってしまうレースを想定する。
実際のところ、能力はほぼ距離に比例するモノと自分は思う。中距離馬の平均能力が短距
離馬の平均能力に劣るということはちょっと考えられない。言ってしまえば、スズカフェ
ニックスやオレハマッテルゼ、アドマイヤマックスにデュランダルなど、自分は近年スプ
リントG1勝ち馬の半数以上は1200mベストの馬だとは思っていない。
このセントウルSで純粋なスプリンターと言えそうなのは(10)キョウワロアリングや(13)
エムオーウイナーなど数頭だけなのだが、上記のような事情もあって、中距離馬には太刀
打ちできそうにない。(16)アグネスラズベリは500万下~1600万下を4連勝した時
よりも一段上の段階に入っており、当時重賞を勝てる馬ではないと宣言していたが、今な
らその前言も撤回できる。
※ 適性値の3数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性のバランスの
みを表す。能力値は、ラップタイムから考えられる基礎能力を数値化したもの。 |