安藤勝己騎手は06年10月以降に東京芝2000m超のレースを5戦して2、1、4、1、1着。キングカメハメハで日本ダービーを勝った頃はまだ半信半疑でしたけど、ここへ来て完全にコースを「掴んだ」模様です。また、東京芝でグレイソヴリン系の牡馬に騎乗したレースは[3-0-3-1](複勝回収率170%)、母の父サンデーサイレンスの牡馬に騎乗したレース[5-0-0-2](着外2回はいずれも少差4着)。フサイチホウオーだけでなく、近い血統の馬でも素晴らしい成績を収めています。皐月賞の内容から地力上位は明らか。これだけ条件が揃っていれば、1番人気濃厚でも逆らう必要はありません。
相手本線は青葉賞勝ち馬のヒラボクロイヤル。本格化のきっかけはC.ルメール騎手への乗り替わりでしたが、武幸四郎騎手に戻ったここ3戦でも申し分のないデモンストレーションをみせてくれました。
馬自身というより、このコンビが東京向きな競馬をしている藤岡佑介騎手&ナムラマース、今年に入ってから東京芝の長距離戦でバンバン穴を開けている松岡正海騎手@サンツェッペリン、いかにも大舞台で一発ありそうな血統+鞍上の横山典弘騎手&フライングアップル。この3頭がヒモ本線です。
乗り替わりが話題となっている武豊、岩田康誠の両騎手ですが、『カンフルジョッキー』的な分析からは両者とも高評価できません。馬の魅力に敬意を表してタスカータソルテのみおさえます。
【追記】
プライベートでは15→09,11,12,17,18の3連単1頭軸マルチも買います。 |