Tip coliseum > E.Yamazaki's TipTAKAMATSUNOMIYAKINEN G1 - 26/3/2017 Chukyo11R |
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昨年の高松宮記念で上位のビッグアーサーの戦線離脱、ミッキーアイルの電撃引退により主役不在の高松宮記念。昨夏の北海道で台頭した新星4歳馬シュウジやソルヴェイグもそれそれ前哨戦で1番人気、2番人気を裏切り、混戦の様相となりました。 昨年はBコース替わりで、いきなり超高速馬場となり、決着タイムが1分06秒7のレコードタイムが飛び出しましたが、今年はひと雨降るとのこと。今年は淀みなく流れた昨日の岡崎特別(中京芝1200m・500万下)で1分08秒4も要したように、昨年よりも時計が掛かる馬場状態。その上で雨が降るとなると、タフな競馬が予想されます。 また、中京芝1200mは、スタートして120mほど緩やかに坂を上り、そこから4コーナー過ぎまで坂を下って行くコース。さらに最初の3コーナーまでの距離が約315mと短いため、競走馬がもっとも加速がつく前半2F目の10秒台のところで3コーナーに突入することになります。ここで速い脚を使わせてしまうと、性能のいい馬ほど減速するのが難しく、昨年のように前半2F目10秒1-10秒9-10秒8というように、レースが淀みなく流れがちです。 ただ、馬場がタフになれば、自然と前半2F目のスピードがセーブされるため、エアロヴェロシティが勝った一昨年のように、稍重くらいのほうが意外とペースが上がり切らずに前が残れたりします。中京芝の短距離戦は、この匙加減が難しいところですが、大きな傾向としては、良馬場は淀みなく流れて差し馬有利、稍重馬場は逃げ、先行馬でも粘れる、不良馬場になるとラスト1Fの上り坂で逃げ、先行馬が急失速して、差し、追い込み馬が台頭するということになります。 今回のメンバーでもっともスタートダッシュが速いのは、ソルヴェイグですが、この馬は逃げた前走のシルクロードSで終いが甘くなったように、本質は先行馬。前走の教訓から、今回は逃げないでしょう。トウショウピストの陣営が「行き切ってどこまで」とコメントしていますから、おそらくこの馬が逃げることになるでしょう。 稍重馬場でそこまでテンが速くないトウショウピストが逃げるとなると、そこまでペースが上がらないはず。前半3F34秒台-後半3F35秒台くらいの平均よりやや速い程度の流れで収まるのではないでしょうか。稍重馬場ならば先行馬でも残れると見て、予想を組み立てることにしました。 ★想定以上に馬場が悪化しているので、買い目を変更します★ ◎は、一昨年の11月以降、連対を外したのは、休養明けの休養明けの4走前・白秋Sのみの(11)セイウンコウセイ。5走前のさくらんぼ特別では、メラグラーナを2着に降し、その後もメラグラーナに劣らない成長を見せています。前走のシルクロードSでも2着と、今回のメンバーでは最先着できているあたりにも好感が持てます。本日の中京は、内枠有利の時計が掛かる馬場状態。ズブズブの重馬場となった3走前の渡月橋Sで勝利しているように、この馬は時計の掛かる場で、ペースが上がり切らないレースが得意。おそらくこの馬の勝ち負けが濃厚でしょう。 ○は、昨年のスプリンターズSの3着馬(13)ソルヴェイグ。休養明けの前走シルクロードSは、これまで逃げたことがないのに、逃げて負荷を掛けてしまったために6着に失速しました。陣営のコメントからも、前走は想定外の逃げだったことが受け取れ、今回では折り合う競馬をするはず。それならば巻き返しが期待できるでしょう。 ▲は、昨年のスプリンターズSで○ソルヴェイグとタイム差なしの4着に好戦した(9)シュウジ。休養明けの前走・阪急杯ではオーバーペースに巻き込まれて8着に失速しましたが、前走で厳しい流れを経験したことが今回に繋がるでしょう。前走でも行きたがって折り合いを欠いたように、折り合うのが苦手なところがありますが、テンの速い馬が多い芝1200mならば、自然と折り合いも付くと見ての3番手評価です。 以下特注馬として、一昨年の桜花賞馬(3)レッツゴードンキ。この馬は芝1400-1600m戦だと好位で立ち回れますが、芝1200m戦だとテンの速力不足で後方から競馬を進めることになります。つまり、展開頼みのところがあるということ。しかし、本日は馬場悪化が著しいので、インを捌いて追い込む競馬ならば、出番があるでしょう。 △に昨夏に復帰してから芝1200mばかりを使われ、2着、1着、1着、14着、1着、1着の(12)メラグラーナ。極悪馬場で行われた3走前の京阪杯では14着と崩れましたが、それ以外は崩れがなく、充実ぶりが伺えます。ただ、今回は馬場悪化により、3走前のようにドボンする可能性もあると見て、評価を下げました。また、休養明けの前走オーシャンSで自己ベストのPP指数をマークした後の一戦となるだけに、二走ボケを起こす可能性も考えられます。 他では長らくダート戦を使われている間に成長し、久々の芝のレースとなった3走前のCBC賞を制し、その次走のスプリンターズSをも制した(7)レッドファルクス。昨年のスプリンターズSは、最内枠のビックアーサーが休養明け好走の反動で行き脚がつかずに、詰まってしまったことがこの馬の好走要因のひとつではありますが、3-4コーナーで4-5頭ぶん外を回りながら捻じ伏せた内容は、けっしてフロックではないでしょう。この馬はビッグアーサーと並ぶトップスプリンターの1頭と見ていますが、今回は前哨戦を使わずのぶっつけ本番となるために狙い下げました。 他では昨夏のオパールSでは、逃げて後のシルクロードSの3着馬セカンドテーブルの追撃を退けた(4)ラインスピリット。この馬は、近走、折り合う競馬で上々の内容。本日の馬場と内枠を考えると、2着、3着ならばありそうです。 最後に近走出遅れ癖が改善されて、上昇ムードの(15)ヒルノデイバロー。この馬も芝1200m戦だと追い込み馬。想定以上に馬場が悪くなり、レースが流れて前が崩れれば出番アリと言ったところでしょう。 |
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