Tip coliseum > E.Yamazaki's TipASAHI HAI FUTURITY S G1 - 20/12/2015 Hanshin11R |
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2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティS。このレースは、先日の川崎で行われた全日本2歳優駿のようなもの。2歳チャンピオン決定戦らしく、実力プラス成長力(伸びシロ)も問われるレースなので、近走で凡退が続いて成長力にやや疑問符が付いてしまっているような成績の馬は苦戦の傾向にあります。高い能力を持ち、かつ近走成績も良い勢いのある馬が活躍しています。 また、芝1600mのこのレースでは、前走芝1800~2000m組は苦戦しています。2番人気で5着に敗れた昨年のブライトエンブレムのように、テンに置かれて終始外々を追い上げる形になるか、2番人気で7着に敗れた一昨年のプレイアンドリアルのように、速い流れを無理して行かせて、ラストで失速する形がとても多いのです。ある程度自分から動いて、好ポジションを取っていくという意味では、前走芝1400~1600m組が好ましいでしょう。 ただ、後々のG1で活躍したドリームジャーニーやローズキングダム、最近だとコディーノ(同馬は2着)などはそういうリスクを跳ね返して通用しているので、後のクラシックで通用レベルの前走・中距離組をここで狙うという手段もあります。その場合は、リスクもあるのでなるべく配当に見合う馬を狙いたいところです。 とにかく2歳チャンピオン決定戦は、キャリアの浅い馬同士の対決。前走芝1400~1600m組と狙うにしても、前走芝1800~2000m組を狙うにしても、各レースのレベルをしっかりと精査した上で、将来、条件クラスで終わりそうな馬をどんどん切り捨て、この先のクラシックでそれなりの活躍を見せそうな馬を本命馬とするのが的中への近道になるでしょう。 各レースのPP指数とレース内容を吟味した結果、◎は1戦1勝馬の(15)リオンディーズにしました。この馬は前走の新馬戦で大外15番枠から、エピファネイアの弟らしく道中でかなり折り合いを欠きながら、3~4コーナーの外目からスッと動いて、4コーナーでは2列目に並びかけて直線。序盤でそこから抜け出して一気に先頭に立ち、ラスト1Fでもそのまま突き抜けての着差以上の圧勝でした。 この馬の新馬戦のラスト2Fは11秒1-11秒0で、同日のマイルCSのラスト2Fが11秒5-11秒2だったことを考えると、かなりのキレが見せられたことになります。この馬の直線で流す余裕があった云々の論評は、スターホース誕生を夢見る者の空論に過ぎないと思っていますが、外枠から鞍上としばらくケンカしながら追い上げ、後半に鋭く切れた素質は一級品。この馬に完敗の2着馬ピースマインドが、次走の未勝利戦を500万下レベルのPP指数で圧勝していることを考えても、狙いが立ちます。前走の前半3Fが37秒5なので、今回はテンに置かれて、外々追走というパターンになる可能性大ですが、そういうリスクを覚悟の上での本命馬です。 ○は前走のデイリー杯2歳Sを制して2戦2勝の(11)エアスピネル。今年はサウジアラビアRCも京王杯2歳Sもあまりレベルが高くなく、PP指数的には、この2レースとも500万下レベルでした。しかし、この馬が前走でマークしたPP指数は2歳重賞でも平均以上のレベル。他の連勝クラスの馬と比べると、能力の裏付けはバッチリです。ただ、エアスピネルは、前走があまりにハイパフォーマンスなのが気になる材料です。とてもここへ向けて余力を残した内容だったようには思えません。 また、この馬はデビューから1度も切れる脚を見せていないのが弱点。2~3歳G1に騎乗時の武豊騎手らしく、後半勝負に徹した場合にどこまでの末脚(キレる脚)を見せられるのか? もしかしたらさほどキレないアサクサキングスのようなタイプの可能性もありますが、今の阪神ならば上がり3F33秒台前半は要求されないので、そのあたりは問題ないでしょう。能力の裏付けがあり、死角が少ないという意味では、この馬を本命にする手段もあるでしょう。 ▲は前走のデイリー杯2歳Sこそエアスピネスに土をつけられたものの、デビューから3連勝で小倉2歳Sを制した(12)シュウジ。前走は相手が強かったのもありますが、休養明けの影響もあったでしょう。今回はひと叩きされての上積みに期待します。エアスピネルがダメージが出るパターンならば、連対圏内突入のチャンスありと見ます。 以下特注馬として、デビューから上昇一途の(10)タイセイサミット。前走の東京スポーツ杯2歳Sは、外から先に動いたスマートオーディンに内に切り込まれてラスト2F地点で位置取りを下げ、そこから盛り返しての勝ち馬スマートオーディンと0.4秒差の6着でした。地力をつけていると言えるでしょう。 △に前走の京王杯2歳Sを制して2戦2勝の(9)ボールライトニングと前走サウジアラビアRC2着で、これまでパーフェクト連対の(7)イモータル。前記したように京王杯2歳SもサウジアラビアRCもそれほどレベルが高くありませんでしたが、これまで底を見せ切っておらず、更なる伸びシロが見込めるという点で評価しました。 他では近走充実で、前走の京王杯2歳Sでは2着の(3)アドマイヤモラール。京王杯2歳Sでは、シャドウアプローチと同タイムでしたが、マイル適性の高さでこちらを評価しました。今回は休養明け3戦目で、更なる上昇パターンも考えられます。 あとはデビューから上昇一途で、前走のアイビーSでは、東京スポーツ杯2歳S・3着の勝ち馬マイネルラフレシアとクビ差2着の(6)ユウチェンジ。アイビーSは、中盤でペースが緩み、それに巻き込まれてスムーズに進路を確保できず、それでも上位争いした馬というのは、その次走の500万下戦で勝ち負けしています。この馬もスムーズに進路を確保できなかった馬だけに、警戒しておきたい1頭です。 最後に休養明けの前走・秋明菊賞で好走した反動が出る可能性もありますが、底を見せていないという点で警戒したい(5)ウインオスカー。今回はG1では逃げたがらない岩田騎手&シュウジが控える競馬をするはずなので、内枠の先行馬に突かれなければ、楽に逃げられる可能性もあります。今回でダメージが出ることなく、単騎の形なら一発があるかもしれません。 |
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