Tip coliseum > E.Yamazaki's TipTOKYO SPORTS HAI G3 - 23/11/2015 Tokyo11R |
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今年の東京スポーツ杯2歳Sも、後のG1馬を多数輩出しているクラシックの登竜門らしく、小頭数ながら好メンバーが集いました。前号の『競馬王』激走馬リストの2位と3位、そして2戦2勝の新興勢力が多数参戦します。 ◎には新馬戦がダノンシャンティ産駒だけどディープインパクトだった、激走馬リスト2位の(10)スマートオーディンを推します。スマートオーディンの新馬戦は、出負けを挽回して4コーナー出口で馬なりで先頭に立ち、そこから追い出されると一気の伸び。しかし、外から2着レヴィンインパクトに外から喰らいつかれ、交されそうになったところで、えげつなくもうひと伸びする好内容でした。ゴール手前が坂の阪神コースでラスト2F11秒0-11秒0と最後まで減速しなかったのは、実に優秀。その新馬戦の内容が評価されて、前走の萩Sでは断然の1番人気に支持されましたが、前走の萩Sでブラックスピネル(野路菊Sの2着馬)に敗れたことで、人気が急落しました。しかし、新馬戦でハイパフォーマンスを見せた馬というのは、2戦目で取りこぼすことがしばしばあるので、前走の敗戦はそれほど気にしていません。父ダノンシャンティも2戦目は取りこぼして、3戦目の共同通信杯で2着と善戦しています。 ○は新馬戦はリアルスティールの弟ということで注目されながら、やっと勝ったようなレース内容でしたが、前走の芙蓉Sでは文句がつけられない強さを見せた(9)プロディガルサン。前走は先々週の百日草特別勝ちのプランスシャルマンを捻じ伏せての完勝。マークしたPP指数もメンバー中で断然ナンバー1のものでした。今回は休養明け2戦目となり、反動が気になるところではありますが、ここをアッサリ突破しても不思議ないレベルにある馬です。 ▲は1戦1勝馬ですが、前走の新馬戦では2着馬に3馬身半差突き放して完勝の(6)キラージョー。この馬は、前走ラスト2F11秒0-11秒0と伸びているように、本質は逃げ馬ではありません。何かに行かせて先行する形でもいいし、自ら逃げて自分に有利なペースにレースメイクすることも出来るでしょう。それほど人気はありませんが、極端な決め手比べに持ち込まなければ、上位争い必至と言えるタイプです。 |
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