Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKEIO HAI SPRING CUP G2 - 17/5/2014 Tokyo11R |
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京王杯スプリングCが行われる東京芝1400mは、東京コースのなかでも「スローペース」で有名なコースです。スタートしてからすぐにゆるやかに坂を上るコース形態のため、序盤からペースが上がらないとされているからです。よく「東京芝1400mは決め手比べ」みたいなコラムを目にしますよね? しかし、安易な決めつけこそが命取りのように感じます。実際に昨年は、4番枠のガルボがポンとスタートを出た後、5番枠のトウケイヘイローが先頭に立つまで脚を使わせて、更に13番枠のタイキパーシヴァブルがいつものようにゴリゴリ押して、前半3F33秒9の先行馬総崩れのレースとなりました。3月の準オープン勝ちから8月の札幌記念まで、ほぼ札幌連勝街道まっしぐらだったトウケイヘイローが唯一8着に沈んだのがこのレースです。 また、近年はこの路線に強い先行馬がいなかったこともあり、良馬場で前半34秒台前半だとほぼ完璧に先行馬が沈んでいました。今年の京王杯スプリングCはおそらくは4番枠コパノリチャードの逃げ。コパノリチャードはテンのスピードがそれほどなく、34秒台前半では行けない馬なので、この馬のハナを叩く馬がいなければ、スローペース確定でしょう。レッドスパーダーあたりが本気で絡んでいけば一転ハイペースかもしれませんが、そういう動きをする目的が感じられないので、スローペースと見立ててレースを組み立てたいです。 よって、◎にはスローの決め手比べとなった昨年の東京新聞杯、そしてスローの芝1400m戦の前々走・阪神Cでも3着の(10)クラレントを推します。また、前走の東京新聞杯は道悪の消耗戦。前走この馬にとってのオーバーペースの厳しい流れを経験し、負荷をかけていることから今回で“キレる”でしょう。今回は3ヵ月の休養明けになりますが、極端にスタミナを要求されるレースにならなければ大きな問題はありません。 ○は東京芝1400mで3戦3勝の(5)エールブリーズ。前々走のダービー卿CTでは、3走前の東京新聞杯で厳しい流れを経験したことにより4着と、自己ベストのPP指数をマークしていますが、この馬は本質的にスローの東京芝1400mでこその馬でしょう。離れた3番手からラスト2Fで先頭に立ち、そのまま押し切った4走前の奥多摩Sが好内容でした。 ▲は2010年の東京新聞杯では、後のマイルG1で活躍のエーシンフォワードやトライアンフマーチを力で捻じ伏せて勝利した(9)レッドスパーダ。さすがにその頃の勢いはありませんが、昨夏の関屋記念を勝利しているように、まだ今回のメンバーでも通用する力はあります。芝1200mだと追走に苦労するので、楽に好位につけられるマイル前後の距離が向くでしょう。幸いにも今年は先行勢が手薄なので、前で立ち回れる利点を生かしての粘り込みを警戒します。 以下特注馬として、折り合い難の馬だけに、いつもそれとの戦いになりますが、共同通信杯でうまく折り合いつけて、この馬を勝利へともたらした横山典騎手とのタッグで警戒の(15)メイケイぺガスター。長期休養明けで掛かり気味だった4走前のキャピタルSで、今回3番人気のシャイニープリンセスを6着に降して3着と好走しているように、能力の裏付けもあります。 あとは△に前々走の阪急杯は強烈に内枠有利の1番枠をロスなく立ち回っての1着でしたが、道悪の厳しい流れを2番手追走から押し切った前走の高松宮記念は文句なく強い(4)コパノリチャード。前走の高松宮記念を大目標とし、今回は力を出し切った後の一戦となるために狙い下げましたが、連勝の勢いは侮れません。前走の反動で出遅れるようなことがなければ、ここも上位争いには加わってくるでしょう。 他では一昨年のこのレースで3着の実績があるように、追走が楽な距離1400mは合う(8)インプレスウィナー。今回は休養明け3戦目で、変わり身一発を警戒します。この馬は序盤でうまく脚を矯められれば、33秒台前半の末脚が使える馬です。 |
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