Tip coliseum > N.Okamura's TipTAKARAZUKA KINEN G1 - 23/6/2019 Hanshin11R |
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ラップギアコース適性値【瞬4平5消1】に近い比率の馬が有利 番馬名 【ラップギア】瞬発指数 01キセキ 【瞬4平3消0】120 02レイデオロ【瞬4平4消1】121 03エタリオウ【瞬6平2消0】116 04アルアイン【瞬4平4消0】112 05タツゴウゲ【瞬4平2消0】 83 06スティッフ【瞬2平8消0】 97 07マカヒキ 【瞬5平1消0】112 08ショウナン【瞬2平3消0】108 09クリンチャ【瞬2平2消0】 99 10ノーブルマ【瞬4平6消1】103 11スワーヴリ【瞬5平3消0】120 12リスグラシ【瞬6平5消0】115 宝塚記念は脚の遅い馬が有利。 競馬は脚の速さを競う競技であり、奇異に感じることもあるかもしれないが、そういうレースは確かに存在する。その代表的な例が、“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”が35秒1の有馬記念。そして同35秒4の宝塚記念だ。 ■宝塚記念(過去12年)1~3着馬の上がり3ハロンタイム 2007年1着アドマイヤムーン 36秒2 2007年2着メイショウサムソン36秒6 2007年3着ポップロック 36秒5 2008年1着エイシンデピュティ37秒3 2008年2着メイショウサムソン36秒9 2008年3着インティライミ 37秒2 2009年1着ドリームジャーニー34秒3 2009年2着サクラメガワンダー35秒0 2009年3着ディープスカイ 34秒8 2010年1着ナカヤマフェスタ 35秒8 2010年2着ブエナビスタ 36秒3 2010年3着アーネストリー 36秒6 2011年1着アーネストリー 35秒1 2011年2着ブエナビスタ 34秒5 2011年3着エイシンフラッシュ34秒7 2012年1着オルフェーヴル 34秒7 2012年2着ルーラーシップ 35秒4 2012年3着ショウナンマイティ35秒0 2013年1着ゴールドシップ 35秒2 2013年2着ダノンバラード 36秒2 2013年3着ジェンティルドンナ35秒9 2014年1着ゴールドシップ 35秒2 2014年2着カレンミロティック35秒8 2014年3着ヴィルシーナ 36秒3 2015年1着ラブリーデイ 34秒8 2015年2着デニムアンドルビー34秒0 2015年3着ショウナンパンドラ34秒7 2016年1着マリアライト 36秒3 2016年2着ドゥラメンテ 36秒1 2016年3着キタサンブラック 36秒8 2017年1着サトノクラウン 35秒4 2017年2着ゴールドアクター 35秒4 2017年3着ミッキークイーン 35秒5 2018年1着ミッキーロケット 35秒8 2018年2着ワーザー 35秒3 2018年3着ノーブルマーズ 36秒1 競馬において『脚が遅い』というのは必ずしも欠点ではない。たしかに上級クラスの馬は大抵速い脚を持つものではあるのだが、それがすべてだと言うのなら、その平均が35秒3であったゴールドシップの強さはどうだ。 『脚が遅い馬』は速い上がりには対応できないし、“脚の速い馬”は上がりのかかるタフな競馬には音を上げてしまう。だからこそ、二極化した現在の競馬において、適性考察が重要になってくる。 これは宝塚記念のレベルが低いという意味ではなく、そういった質のレースであると考えてほしい。上がり3ハロン33秒台で勝つような馬ではなく、35秒、36秒になるような流れで好走するような馬に有利なレースであるということ。つまりは『脚の遅い馬が有利』なレースであるということだ。 ちなみに天皇賞(秋)やジャパンカップの“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”は34秒1。これらと宝塚記念は対極に位置するレースだと考えられる。ゴールドシップが宝塚記念を得意とし、東京コースを苦手としていた解はここに求めるべきだと考えている。 今年の出走馬で言うと、33秒台や34秒前後でスパッと切れて勝ち負けする馬は(12)リスグラシュー、(7)マカヒキ、(11)スワーヴリチャードと(8)ショウナンバッハといった辺り。(8)ショウナンバッハなんかは意外かも知れないが、この馬にしても間違いなく上がりのかかるレースよりも、33秒チョイで上がるレースで好走している。 逆に(9)クリンチャーや(6)スティッフェリオなんかは上がりのかかるレースを得意としているのだが、この2頭に関しては、さすがに上がりが遅すぎる印象。遅ければ遅いほど良いと言うなら、直線で歩いたほうが良いということにもなってしまうので(笑) そうなると残ってくるのは (1)キセキ (2)レイデオロ (3)エタリオウ (4)アルアイン の、奇しくも内枠4頭ぐらい。あとは先行力や競馬の上手さではなく、末脚の勝負であるという点にも注目。ここで(1)キセキと(4)アルアインが脱落し、残るは(2)レイデオロと(3)エタリオウということになる。こうなると、冒頭の表から、能力的にも適性的にも(2)レイデオロということになるだろう。 (2)レイデオロは東京でのG1実績が目立つ馬だが、常々ラップ傾向からは中山や阪神の内回りが向く馬だと思っていた。加えて、2400メートルのダービー勝ち馬ではあるのだが、距離短縮も好材料。去年の京都記念とドバイシーマクラシックで見せていた折り合い面の不安も最近はやや影をひそめ、何ならこの宝塚記念こそ、この馬にとってベストの条件ではないかとさえ考えている。それだけに、宝塚記念の傾向とも合致するなら目一杯狙ってても良いと考えている。 ---------- ※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。 ※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。 |
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