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| Tip coliseum > ken-ken's TipARIMA KINEN G1 - 26/12/2021 Nakayama11R |
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| 今年一年の総決算である有馬記念。これを当てて良い年越しをしましょう。 このレースに限っては内枠有利で外枠不利のような話がある。8枠だけ異常に成績が悪いが昨年も2, 3着馬は7枠の二頭でありそれほど神経質にならなくても良いと思われる。 前年までに好成績をあげていた馬が再度好走するいわゆる“リピーター”が活躍するレースとしても名高い。該当は昨年優勝のクロノジェネシス。前年までに成績の振るわなかった馬は少し評価を下げたい。 レース展開は内枠の利を活かしてパンサラッサが先手を取る。そこへ外枠からキセキが絡んで暴走気味に一頭抜け出す。ハイペースになるのは必至。長距離適性いわゆるスタミナが問われるレースになると思われる。 まずは各馬の見解から。 1番枠 ペルシアンナイト 三歳時のマイルCS優勝後は勝ち星なし。1600-2000mを中心に使われてきた。皐月賞2着があるが昨年の有馬記念では7着と舞台相性はあまり良くないようだ。クリスチャンデムーロが騎乗というのが唯一の脅威か。 2番枠 パンサラッサ 休み明けを逃げて二連勝中。ロードカナロア産駒ということで距離に不安を感じるかもしれないが母方は重厚な血統なので意外と距離も持つかもしれない。 3番枠 モズベッロ 現状では悪い馬場でなければ出番はなさそう。当日の天気は晴れのようなのでマイナスポイント。ただ土曜はわずかながら雨が降るようなのと日曜朝の中山競馬場は最低気温が氷点下まで下がりそう。軽く霜がはった状態から1レースを迎えると馬場が悪化してくるかもしれない。そうすると少しは出番があるかも。 4番枠 メロディーレーン 弟のタイトルホルダーが菊花賞馬になり本馬も血統からの長距離適性で注目とも思った。しかし直前の坂路調教で強めに追っている割にタイムが遅く今回は調子の面でもかなり厳しいだろう。 5番枠 ディープボンド 春には阪神大賞典を優勝。続く天皇賞春でも2着と長距離での適性を見せる。海外遠征でのフォア賞はすべてがうまく噛み合って恵まれた内容だったがそれでも優勝したのは立派。凱旋門賞を大敗後の帰国しての一戦。調教の走りは背中が折れ曲がるような感じでしっかりしてないようにも見えるがこれはこの馬のいつものことなので心配なし。 6番枠 ウインキートス 父ゴールドシップは2012年の有馬記念優勝馬。対して母のほうはやや軽めな血統のように見える。目黒記念勝ちのように東京競馬場のほうが良さそうな感じ。オールカマー2着を評価する声もあるが秋口のまだ馬場状態が良かったのではと察する。年末の使い込まれた馬場でどうなのかと思う。最終調教もタイムはやや遅め。 7番枠 クロノジェネシス 昨年の宝塚記念からグランプリ4連覇がかかる。昨年のこのレースも4コーナーで馬なりのまま上がっていき着差以上に強い内容だった。リピーターの多いレースでもあるので舞台適性はバッチリ。海外帰りの一戦になるが春もドバイ遠征から宝塚記念を圧勝しているので問題ないだろう。 8番枠 ユーキャンスマイル 近走さえないが菊花賞3着や長距離重賞を2勝しているので長距離の適性は高い。ハイペースでスタミナ消耗戦になるのはこの馬にとっては好都合。ただ昨年のこのレースで大敗と舞台適性の面では割り引き。 9番枠 ステラヴェローチェ 善戦はするがG1ではなかなか勝ちきれない。クロノジェネシスと同じくバゴ産駒ということで舞台適性がバッチリの可能性もある。能力は高いので一発もある。弟がいるといいとこ見せようと頑張るミルコデムーロ騎乗なのも今回はプラス。 10番枠 エフフォーリア 前走天皇賞秋で強力二頭を完封した。三歳馬ながら実力はトップクラス。調教も追われてからの反応は良く状態も絶好。ただ三歳馬でダービーを2着に敗れたとはいえ菊花賞に向かわず天皇賞秋を選択したのは距離的なものと思える。中距離こそがこの馬の真価を発揮できる舞台だろう。2500mのこの距離で年長の強豪馬相手でどうかという不安もある。もしかすると今回は惨敗もあるかもしれない。 11番枠 アリストテレス 昨年の菊花賞でコントレイルに迫ったことから期待はされていた。春の阪神大賞典での惨敗以降はもうひとつ。この秋の京都大賞典で2着があるがメンバーがかなり弱かったと思っている。唯一の期待点は1月のAJC杯を勝ったこと。中山で走ったのはこの一回だけでもしかすると中山コースとすごく相性が良いのかもしれない。 12番枠 シャドウディーヴァ 中距離を中心に使われてきた牝馬。母父はダンシリなので重厚そうな感じもするが母はアメリカの芝マイル重賞を勝っている。この馬自身も2400mのG1を二回走っているが結果は出ていない。血統からは長距離もいけそうな感じはするが距離的に厳しい感じがする。鞍上のベテランジョッキーにも勢いがなくマイナスポイント。 13番枠 アカイイト 前走は低評価ながらエリザベス女王杯を優勝しての参戦。祖母はアメリカ産で軽そうな血統の感じ。母も1800mを中心に使われてきた。ハイペースで末脚が活かせる展開でわずかに目がありそうだがフロックが二回続くか。調教では舌を出して走っていたのは少し印象が悪い。幸ジョッキーは意外なことに有馬記念は初騎乗。 14番枠 アサマノイタズラ この二戦はレース中の上がり最速をマーク。中山のG2では良い成績をあげているがG1では少し足りない感じ。血統構成はまずまず良いと思われる。 15番枠 キセキ 重賞勝ちは菊花賞の1勝のみのこの馬もこれで引退のラストラン。大逃げで数多くのレースを沸かせてきた。ラストランなので出遅れたとしても強引に大逃げを打ってこの馬らしさを見せてほしい。シビアな話では三年連続で有馬記念に出走していたが結果は出ていないので舞台適性はほぼない。最後に馬券にでも絡めばまさに奇跡だ。 16番枠 タイトルホルダー 今年の菊花賞馬。セントライト記念は直線で前が開かずにレースにならずに大敗。それ以外は弥生賞優勝や皐月賞2着と中山コースとは相性の良いところを見せている。長距離向きの血統でもあり注目はしていた。しかし16番枠は馬券にすら絡まない最悪の枠。前走のように逃げたいこの馬にとっては大外枠はスタート直後にすぐにコーナーに突入となり距離ロスもあり後手を踏みそう。 上記を踏まえて本命はディープボンド。好位でレースを進められて取りこぼしも少ない。春の長距離重賞での安定感を評価した。中山では二回走ってどちらも大敗しているが距離が2000mでのことなのでそこは目をつぶる。調教の動きからは海外帰りながらも疲れはなさそうでまだ成長している感じ。 対抗にはこれでラストランのクロノジェネシス。やや奥手ながらも秋華賞を優勝したあたりから花開いた感じで実績も一番。文句なしの本命も考えていたが調教師の弱気なコメントが気になり評価を少し下げた。 単穴には調教が良かったパンサラッサを抜擢。キセキとやり合わずに2番手でレースを進めれば最後も粘りを見せることを期待。菱田ジョッキーとの相性の良さもプラスポイント。 連下にエフフォーリア。現在の充実っぷりから中心視としたいが距離に不安を感じて半信半疑。 注意に三頭。 タイトルホルダーは逃げは無理だが3,4番手あたりの好位でレースを進めてどこまでやれるか。 ステラヴェローチェは乗り替わりが刺激になれば良さそうな感じ。 アサマノイタズラはハイペースで末脚が活かせる展開になりそう。3コーナーあたりからまくっても面白そう。 各馬の一言コメント欄には調教VTRを見た印象を記載しておきます。 馬連は連下までの上位四頭のBoxとクロノジェネシスから注意の三頭にながし。 三連複はクロノジェネシスからフォーメーションで。 三連単はディープボンドとクロノジェネシスを1着づけでフォーメーション。 普段重賞はウマフレと注目予想家に登録している方に予想公開してますが今年最後のお祭りということで会員全員に公開。 |
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