Tip coliseum > E.Yamazaki's TipTANABATA SHO G3 - 10/7/2022 Fukushima11R |
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■七夕賞は本来ペースが上がりやすい舞台 福島芝コースは開幕週が雨に祟られた近3年よりも軽く、時計も出ているものの、昨日土曜は雨の影響もあり、開幕週と比べると時計も要していました。昨日の福島芝2000mの猪苗代特別(3勝クラス)では、前半5F61秒8-後半5F60秒0とペースが遅かったにもかかわらず、好位差しが決まり、さらに外からも伸びて来れていたように、開幕週と比べると極端に内が有利ではない状態。ペース次第では外差しも届くでしょう。 昨年の七夕賞は直前にまさかのゲリラ豪雨。各騎手は手探りの競馬で、前へ行く馬も探り探りのレースメイクで結果的に行った、行ったの例外的な競馬になりました。しかし、本来は七夕賞が行われる福島芝2000mは、最初の1角までの距離が約505mと長く、さらに序盤から2度の坂を下るため、福島芝1800mよりも前半が速く、ハイペースが発生しやすいコース。つまり、逃げ馬は受難、先行馬は苦戦の舞台です。 今年も昨年の七夕賞と同じ2番枠に入ったロザムールが逃げると見ていますが、ハンデ50Kgのヤマニンデンファレの思い切った逃げも考えられ、昨年のように上手くいくかは? また、今年は14番枠と外枠に入ったトーラスジェミニもある程度は前を主張していくでしょうから、平均~ややハイペースまで上がると推測されます。 ■有力馬のコメント ◎ (6)ヒートオンビート 近4走の重賞で4着以内と安定感を見せている馬。前々走の日経賞では7番枠からまずまずのスタートを切って、クレッシェンドラヴを見ながら4番手。向正面では少しペースが上がったものの、2列目の外まで上がって我慢の競馬。3~4角でも徐々に加速していく中で、クレッシェンドラヴに並びかけ、ラスト1Fで同馬を捕らえて、クビ+クビ差の3着。タイトルホルダーが前哨戦に徹する騎乗、ウルトラスローペースで逃げたことで、展開に恵まれる形となったものの、勝ちに行く競馬で崩れなかったことは評価できます。 前走の天皇賞(春)では、本気を出したタイトルホルダーに1.8秒差をつけられましたが、2着のディープボンドとは0.7秒差の4着。ここでは3番枠から五分のスタートを切ったものの、ペースが速かったために、中団中目に控える形。ヒートオンビートは前々走のようにペースが遅ければ行く、前走のようにペースが速ければ控えることができるからこそ、重賞で安定した成績を収められるのでしょう。同馬はここでは能力値1位。自在性があってレースの流れに応じた走りができること、そのうえ能力もあるので、ここは中心視しました。 〇 (10)ヤマニンデンファレ 追い切りでは動いているのに、本番では実らない…そんな馬が前に行ってしぶとさを生かす競馬で花が開いた形。このことから馬群が苦手の揉まれ弱いタイプと推測されます。同馬はタフな馬場の前走スピカS(3勝クラス)でも、逃げて接戦の4着と好走しており、ここへ来て上昇一途。さらにハンデ50㎏。 軽斤量の魔法は短距離、高速馬場、前に行く馬、瞬発力を生かす馬により有効的で、今回のヤマニンデンファレは先週のCBC賞の覇者テイエムスパーダほどの優位性はありませんが、軽ハンデによって楽にハナを主張できるのは確か。休養中の成長力と展開が噛み合えば、激走一発も可能でしょう。 ▲ (16)エヒト 3走前のサンタクロースS(3勝クラス)では1番枠からやや出遅れたものの、中団から最短距離を通して勝利した馬。このことから恵まれたイメージが強く、その後も人気にはなりませんでしたが、前走の京都大賞典では、アフリカンゴールドがマイペースで逃げ切る展開を中団内から差して同馬と0.7秒差(7着)に善戦しました。 同馬は近5走、スローペース、それもかなりのスローペースに嵌りながらも、近3走では善戦を見せてここでは能力値5位の存在。ペースが上がればもっと走れる可能性が高いと見て、3番手評価としました。 △ (3)ヒュミドール 昨年のローカル重賞、小倉記念と福島記念で2着に好走した馬。ただし、ともに差し馬有利の展開に恵まれたもの。小倉記念は5F通過61秒4とそこまで速くもありませんが、5F通過63秒2の同日の10レース・博多Sで行った、行ったが決まった影響で、3角外からファルコニアやヴェロックスが前にプレッシャーをかけに行って、一気にペースが速くなり、前が失速したもの。福島記念はここで説明するまでもなく、パンサラッサの仕業です。 同馬は前々走・中山記念で6着。ここでもパンサラッサの逃げで展開に恵まれたわりにジリジリとしか伸びて来れず、ラスト1Fでバテた馬を交わしていく行くようなレース内容でしたが、スタミナが不足する休養明けのぶんもあったでしょう。 前走の大阪杯は休養明けで善戦した後の相手強化の一戦。3番枠からまずまずのスタートを切って、中団の内目に収めて行ったものの、最後の直線で最内から前との差を詰めていったものの、前で急失速したウインマリリンを捌き切れず、ブレーキで後退。鞍上もあきらめて無理をさせずの15着大敗。今回はそこからここまで待って、サマー2000シリーズにエントリーしているだけに、警戒が必要でしょう。 △ (12)モズナガレボシ 昨夏の小倉記念では△ヒュミドールを撃破して勝利した馬。小倉記念では9番枠から五分のスタートを決めたものの、無理せず後方2番手を追走。3角手前で前が一気にペースを引き上げたことで内にスペースが生まれ、最後方のスーパーフェザーがそこを突いていくところをやり過ごし、4角最後方から一気の追い込み勝ちを決めました。 展開に恵まれて重賞制覇を達成した馬だけに、その後は大敗の連続でしたが、前々走の新潟記念では大外15番枠から好発を決め、内の馬の出方を窺いながら、前半は中団に控えていたものの、外から上からレッドガランが上がってくるのを見て、3角2列目の外まで進出。最後の直線では馬場の良い外を走らせられたとはいえ、そこから粘り込んでの勝ち馬レッドガランと0.3秒差は上々でした。 前走の目黒記念は休養明け好走後の一戦で距離延長。6番枠と内枠だったこともあり、昨年の覇者ウインキートスの逃げで上がらないペースを意識して内から好位の直後まで上がっていく競馬。早仕掛けだったために16着大敗を喫しました。今回は12番枠。昨夏の小倉記念や前々走のように内の馬の出方を窺いながら動いていければ、チャンスがあるでしょう。 △ (13)プリマヴィスタ 前々走の三方ヶ原Sをレコードタイムで勝利し、オープン入りを果たした馬。前々走の前半5F57秒2-後半5F59秒9のかなりのハイペース。1番枠から好発を決めたものの、中団の内目でレースを進めたことが功を奏しての勝利でした。 前走の目黒記念は、休養明けの前々走で自己最高指数を記録した後の一戦でしたが、勝ち馬と0.3秒差(8着)と崩れずに走れたことは、ここへ向けての好感触が窺えるもの。今が充実期なのでしょう。今回は休養明け3戦目。前走からハンデは2Kg増量されますが、さらなる前進もあると見て、買い目に加えました。 |
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