Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKEISEI HAI G3 - 19/1/2020 Nakayama11R |
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中距離路線のトップクラスは、前年の暮れに行われるホープフルS(旧ラジオNIKKEI杯2歳S)を目標にするため、かつてからこのレースはクラシックにあまり縁がありませんでした。直近でもこのレースの優勝馬、サンツェペリン(2007年)やエイシンフラッシュ(2010年)がクラシックで連対した程度です。 その上、近年はホープフルSがG2、G1に格上げされたことで、よりクラシックに繋がらなくなりました。ホープフルSがG2に昇格した2014年以降、このレースを経由した馬のクラシック連対馬は皆無です。特にホープフルSがG1に昇格後の2016年以降、このレースのレベル低下が著しく、前走で未勝利や新馬戦を勝ったばかりのガンサリュート(2017年)、コズミックフォース(2018年)、ラストドラフト(2019年)がこのレースで連対しているのはそのせいでしょう。 また、このレースが行われる中山芝2000mは、最初の1コーナーまでの距離が約405mと長く、逃げ、先行馬が集うと先行争いが激しくなります。テンが遅い馬でも1コーナーまでに先頭に立てるチャンスがあるため、結果、前半3Fが速くなりやすいということです。ただし、スタートしてからゴール前の坂を上って行くコースなので、前半3F34秒台など、極端に速くなることもりません。 坂で動かずに向こう正面で動いて結果緩みないペースになることもありますが、京成杯はそこまで逃げ、先行馬が揃わないこともあり、ほとんどの年が平均ペース前後で決着しています。明確にハイペースになったのは、過去10年ではコスモイグナーツが大逃げを打ち、前半3F35秒4までペースアップした一昨年くらい。逆に、明確にスローペースだったのも、逃げ馬が不在だった2010年くらいです。 今年は前走で逃げている馬が、ロールオブサンダー、ヒュッゲ、スカイグルーヴの3頭。スカイグルーヴは前走の新馬戦が最内枠で自然とハナに立つレース内容だっただけに、逃げにはこだわるタイプではないはず。テンのスピードの違いでロールオブサンダーがハナが濃厚も、ヒュッゲが逃げる可能性もあるでしょう。 ただ、昨日はオープンのニューイヤーSで決着タイムが1分35秒8(ラスト1F13秒0まで落ちるハイペース)と要したように、現在の中山はタフな馬場状態。昨日は降雪の影響もあり、本日は回復に向かうとしても、時期的にすぐには回復しないでしょう。つまり、騎手も時計の掛かる馬場というのを理解しているので、無理な競り合いは避けて、探りながらの競馬になるでしょう。 おそらく今年も今年も平均ペース前後の決着が濃厚。この時期の3歳戦は、先週のシンザン記念同様に成長比べであることを踏まえ、どの位置からでも脚が引き出せる想定で予想を組み立てたいです。 よって、◎には、前走の新馬戦を逃げたというよりは、後続を突き放して勝利した(12)スカイグルーヴを推します。前走は指数も優秀で文句なしの逸材。1戦1勝馬だけに揉まれた場合の不安もありましたが、大外枠に入ったことで、自分のフットワークで走ることが出来そう。逃げ馬ロールオブサンダーは前に行く馬に厳しい流れとなった前走の京都2歳Sで3着となった実力馬だけに、簡単には止まらないでしょうが、目標を見ながらレースもしやすいでしょう。 ○は、新馬戦、紫菊賞と芝2000mで連勝し、前走の京都2歳Sでもヒシタイザンと競り合ってオーバーペースで逃げながらも3着に好走した(4)ロールオブサンダー。前走で厳しい流れを経験しているだけに、今回で多少ヒュッゲに競られたとしても、上位争いに加われる可能性はあります。 ▲は、デビュー戦は出遅れたものの、スローペースの上がり勝負を、メンバー最速タイの上がりを駆使して3着、前走の未勝利戦では楽に好位につけて3馬身差の圧勝を飾った(10)ビターエンダー。この馬も◎スカイグルーヴ、○ロールオブサンダー同様、休養させて成長を促している点に好感。順当に上昇力を見せる可能性が高いでしょう。 ★★★★★★★★★★ Twitterもよろしく! @_yamazaki_erika ★★★★★★★★★★ |
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