Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKITAKYUSHU KINEN G3 - 19/8/2018 Kokura11R |
|
|
|
Open Range |
|
Comment |
小倉芝1200mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートして、ゴールに向かって坂を下って行くコース。しかも、芝1200mなら息を入れたいポイントの3コーナー、4コーナーが坂を下りながらのスパイラルカーブ。スピードのある馬ほど、コーナーでスピードを落とし切れないため、上級条件ほど前がキレイに崩れがち。 実際に北九州記念の過去10年を振り返っても、全てハイペース。しかも、「超」や「ウルトラ」という修飾語が付くほどのハイペースです。これには、当然、前走アイビスサマーダッシュ組が多く出走していることも関係していますが、短距離戦でありながら、過去10年で逃げ馬の3着以内がゼロというのは珍しいこと。馬場が荒れて、時計の掛かる馬場コンティションになれば、昨年のバクシンテイオーのように大外直線一気が決まることがあります。 今年は、ダイアナヘイローはハナにはこだわらないにしても、ゴールドクイーン、セカンドテーブル、ラブカンプー、アクティブミノルと逃げ馬が揃ったメンバー構成。内枠のゴールドクイーンやセカンドテーブルが主導権を握るメンバー構成となれば、前半3F33秒台前半が濃厚でしょう。 ただし、小倉は、昨日の小郡特別(500万下)で1分07秒6が出るほどの超高速馬場。前半3F33秒台前半で通過しても後半3F34秒台ではまとめてくるはず。そうなれば差し馬が有利ではありますが、先行馬でも十分残れるはず。狙い下げる必要があるのは、逃げ馬と、前に行ける脚がなく3コーナーも4コーナーも外を回るロスを強いられることになる差し、追い込み馬でしょう。 また、今年は3歳スプリント路線の拡充を図る観点から、葵Sが重賞に格上げされたことにより、例年よりも3歳のスプリント路線の層が厚く、特に葵Sの上位馬の活躍が目立っています。葵Sの勝ち馬ゴールドクイーンは、次走バーデンバーデンC・2着。葵Sの2着馬ラブカンプーは、次走アイビスサマーD・2着、葵Sの5着馬アサクサゲンキは、次走CBC賞・4着。 橘Sの勝ち馬で葵Sでは9着に敗れたマドモアゼルも、次走のバーデンバーデンCでは3着に巻き返しているほど。つまり、例年よりも層の厚く、古馬相手でも通用した3歳馬が、短距離戦では特に有利な軽斤量で乗れるのですから、ここも3歳馬を中心に考えるのが順当でしょう。 よって、◎には、葵Sの2着馬で、アイビスサマーDでも2着の(9)ラブカンプーを推します。この馬は小柄ながら、力の要る馬場で行われた今年2月のかささぎ賞(小倉芝1200m)を前半33秒9-後半3F35秒1のオーバーペースで逃げ切ったこともあり、なかなかしぶとい馬。今回は葵S同様に、ゴールドクイーンを生かせての楽な競馬ができることもあり、こちらを本命馬としました。芝1400mの紅梅Sでも2着の実績もあるので、直線1000mがベストということもないでしょう。 ○は、デビュー2戦目の初芝のフェニックス賞で行きっぷりが一変して勝利し、芝適性の高さを証明した(1)ゴールドクイーン。この馬は、3走前の橘Sから芝路線に本格的に転向して上昇一途。小倉芝1200mで逃げ切るのは容易なことではないですが、底を見せていない怖さがあるので対抗評価としました。 ▲は、昨年のこのレースの2着馬(16)ナリタスターワン。前走のCBC賞は、高速馬場の速い流れを出遅れ、外から無理に位置を上げたぶん17着まで失速しました。しかし、前走で息が入れられないレースをしたぶん、スタミナが強化され、今回で変われる可能性もあります。 以下特注馬として、昨年のこのレースの勝ち馬で、今年は阪急杯を制した(3)ダイアナヘイロー。この馬は休養明けの前走・函館スプリントCは、内枠から出遅れて包まれる競馬。9着凡退も実力負けではありません。しかし、前走でまともにレースできていないぶん、ここで変われるかとうかは半信半疑なところがあるので特注馬の扱いとしました。人気ほどの信頼はできないでしょう。 △に前々走で準オープンを制して、前走のアイビスサマーDでも3着と近走充実の(4)ナインテイルズ。実績ある古馬がハンデを背負う中、この馬は前走比2kg減と斤量にも恵まれました。 あとは3歳時にセントウルS優勝以来、しばらくスランプでしたが、今年の淀短距離Sでは逃げてクビ差の2着に粘り、衰えてはいないことを証明した(8)アクティブミノル。この馬は淀みないペースで逃げた昨年のCBC賞でも3着に粘った実績があり、ペース云々よりも楽に主導権を握れるかどうかが鍵。今回のメンバーが相手ならば逃げられないこともないので、印を回しました。 他では、高速馬場だと前に行けない課題はありますが、スプリント路線は準オープンと重賞の壁がほとんどなく、展開の後押しがあれば上位には来れる△(12)スカイパッション。この馬の自己ベスト指数は、道悪の消耗戦と先行した一昨年の心斎橋S(芝1400m)だけに、もう少し距離が欲しいところ。しかし、ハンデ49kgならば後方に置かれ過ぎることもなさそうなので、買い目に加えてみました。現時点では17頭立ての17番人気です。 最後に今年のシルクロードSで4コーナーの外を回しながら、直線一気に伸びて、後の高松宮記念の勝ち馬ファインニードルに0.4秒差(3着)まで迫ったフミノムーン。今回は休養明け3戦目。大外枠には入ってしまいましたが、展開に恵まれれば上位に食い込める実力はあります。 |
Sure Tip |
|
Combination |
|
Total Betting |
|
How about this tip? |
16Nice |
Tip view |
372view |