Tip coliseum > E.Yamazaki's TipOKA SHO G1 - 8/4/2018 Hanshin11R |
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今週は、うら若き乙女たちの頂上決戦・桜花賞。昨年は4戦無敗の2歳女王ソウルスターリングが断然の1番人気に支持されたものの、結果は3着とここで土がつく形。今年も4戦無敗の2歳女王ラッキーライラックが1番人気に支持されていますが、果たして人気に応えることが出来るでしょうか? 今週もレベルの高いレースをピックアップしてみましたので、ぜひ、参考になさってください。 ★レベル1位 2018年 チューリップ賞 (PP指数16pt) 桜花賞の前哨戦らしく、前半4F47秒5とペースが上がらない中で、後半4F45秒9でまとめてラッキーライラックが完勝。阪神の超高速馬場を考慮しても走破タイム1分33秒4は、優秀なタイム。決着指数もハイレベルと言われた昨年のチューリップ賞(優勝馬ソウルスターリング)と同等のものでした。 今年のチューリップ賞は、阪神ジュベナイルFよりもさらにペースが遅いものの、似たような流れ。ただし、大きく異なるのは隊列。阪神ジュベナイルFではリリーノーブル、マウレアよりも後方で立ち回ったラッキーライラックでしたが、今回は前記2頭よりも前で立ち回って結果を出す形。 後ろからでも前からでも着順が変わらなかったのは、前記2頭よりもラッキーライラックのほうが強い証であり、成長した証でもあるでしょう。今回もまたチューリップ賞と似たようなペースで前記2頭に敗れるとすれば、ラッキーライラックが自滅するパターンが濃厚となりますが、ソウルスターリングの例を挙げれば、それも考えられなくはないでしょう。 ★レベル2位 2017年 阪神ジュベナイルF (PP指数15pt) 例年、ハイペースになりやすい阪神ジュベナイルFですが、前走アルテミスSを逃げて2着のサヤカチャンが最内枠を引き、好スタートを切れなかったために包まれる形。さらに前走の札幌2歳Sを制したロックディスタウンが大外枠から積極的に出していったために先行勢の仕掛けの意識が遅れて、例年比で見れば遅いペース。 ラスト3F目の4コーナーの下り坂でもペースが上がらずに、ラスト2F目で11秒0と大きく加速する競馬。この地点で加速して先頭に立った2着馬リリーノーブルは不利な競馬。また、3着馬マウレアもゴール手前で進路を外に立て直さなければ、脚が上がったリリーノーブルを交わせていたような? この一戦では、阪神ジュベナイルFの上位3頭に関して、勝負付けが済んだとは考えられない一戦でした。 ★レベル3位 2018年 シンザン記念 (PP指数14pt) 雨の影響で時計の掛かる馬場で行われたものの、ペースが上がらず上がりの競馬。逃げたカシアス(4番人気)、番手追走のツヅミモン(7番人気)が2着、3着に粘る流れでした。しかし、前有利の流れを出負けして最後方から、大外から突き抜けて優勝したのがアーモンドアイ。 レースがラスト2F11秒7-11秒5と加速していく中、アーモンドアイはラスト1Fで1馬身4分の1差突き抜けての勝利。脚が違った、次元が違ったと言わざるを得ないレースでした。休養明け、キャリア3戦目にしてこのパフォーマンス。これは新星誕生とまとめざるを得ないでしょう。 他、福島2歳S、紅梅S、エルフィンS、フィリーズレビュー、アネモネS、フラワーCは、同等のPP指数12pt。前記レースとはやや開きがあります。 ○まとめ シンザン記念の優勝馬アーモンドアイは今回が休養明けでオークスが目標と推測されるだけに、ここはチューリップ賞、阪神ジュベナイルFの上位馬を本命◎にしたい一戦。 順当に考えれば、阪神ジュベナイルF、チューリップ賞を連勝したラッキーライラックということになりますが、この馬は休養明けの前哨戦・チューリップ賞で好走した後。二走ボケを起こして断然の1番人気を裏切った昨年のソウルスターリングの二の舞になる可能性も視野に入れて、予想を組み立てたいです。 よって、◎には、阪神ジュベナイルFの2着馬(9)リリーノーブルを推します。前記したように、昨年の阪神ジュベナイルFは、ロックディスタウンが大外枠から積極的に出していったために先行勢の仕掛けの意識が遅れて、例年の阪神ジュベナイルFとの比較で見れば遅いペース。ラスト3F目の4コーナーの下り坂でもペースが上がらずに、ラスト2F目で11秒0と大きく加速する競馬。この地点で先頭に立ったリリーノーブルは不利な競馬でした。それでいてラッキーライラックと0.1秒差ならば、逆転の可能性も十分。前走のチューリップ賞では、阪神ジュベナイルFから着順をひとつ落としたように、この馬の能力を出し切れず、前哨戦として使えていたことにも好感があります。 ○は、デビュー4戦目の前走・フィリーズレビューで3着の(12)デルニエオール。前走は前半3F33秒7-後半3F36秒1の超オーバーペース。この厳しい流れの2番手を追走した、阪神ジュベナイルFの5着馬(次走、紅梅S勝ち)モルトアレグロは11着に失速。それを考えると、前目で立ち回って3着を死守したデルニエオールは優秀な内容。前走で厳しい流れを経験したことが、スタミナ強化へと繋がれば、ここで通用しても不思議ありません。また、この馬はキャリアが浅い馬だけに、成長力も見込めます。穴中の穴は、この馬でしょう。 ▲は、デビュー3戦目でシンザン記念を制した(13)アーモンドアイ。この馬は、これまでの3戦ともメンバー最速の上がり3Fをマークしているように、末脚が抜群の馬。しかし、ゲートが拙く、自分から動けないのがネック。今回が休養明け初戦になる上に、展開にも左右されてしまうところがあるので、3番手評価としました。ただし、昨日は雨が降って少し時計を要していたので、展開が向く可能性も十分あります。 以下特注馬として、無敗の2歳女王(1)ラッキーライラック。休養明けの前走チューリップ賞でも成長力を見せての1着。スタートが悪くない馬ではありますが、最内枠はけっして好ましい条件ではないでしょう。2016年の桜花賞で1番人気に支持されたメジャーエンブレムのように、包まれるリスクがあります。また、前記したように、昨年のソウルスターリングになる可能性もあるので、狙い下げました。 あとは△に新馬戦では強烈な末脚でプリモシーンを撃破し、阪神ジュベナイルFでも5着の(7)トーセンブレス。この馬は、休養明けの前走フラワーCでも大外から強襲して勝ち馬とクビ差の2着と、成長力を見せてくれました。今回でダメージが出ることなく、スムーズに上昇すれば上位争いに加わって来れるでしょう。 他ではデビューから上昇一途の(14)レッドレグナント。この馬はデビュー2戦目の未勝利戦をオーバーペースで逃げて圧勝。一方、ゆったりと逃げた前走・アネモネSでも2着と善戦。逃げ馬でありながら幅広いレースが出来るのが魅力。休養明けの前走で好走したダメージが出なければ、前々で立ち回っての一発があるでしょう。 最後に新潟2歳S・2着、ファンタジーS・2着と好走しているように、マイペースで逃げるとしぶとい(11)コーディエライト。近2走は逃げなかったり、逃げられなかったりして2桁着順に終わっていますが、楽にハナへ行かせてもらえればワンチャンスあります。前走で芝1400m戦を使ったことで行きっぷりが良くなり、レッドレグナントのハナを奪う可能性もあるでしょう。 |
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