Tip coliseum > E.Yamazaki's TipSPRING STAKES G2 - 18/3/2018 Nakayama11R |
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昨年のアルアインや2014年-2016年の皐月賞馬イスラボニータやドゥラメンテ、ディーマジェスティのように、近年は皐月賞トライアルを使わない馬が皐月賞馬になるのがトレンド。 その一方、スプリングSの勝ち馬からは、2015年のキタサンブラック、2013年のロゴタイプ、2011年のオルフェーヴル、2009年のアンライバルドなど、古馬になってからも一線級で活躍する超大物が誕生しています。(オルフェーヴルが優勝したスプリングSは、阪神芝1800mで行われたもの) 思えば、オルフェーヴルの快進撃もこのレースから始まりました。弥生賞はそれまでの実績馬が集いますが、スプリングSはこれまでマイル路線を主体に使われて来たオルフェーヴルやロゴタイプのような馬や、キタサンブラックのような年明けデビュー馬が、弥生賞以上に出走してきます。 もちろん、中距離路線組も多く出走し、それらが勝ち負けすることも多いですが、その場合は弥生賞よりもレベルが低いことが多く、ほとんど皐月賞には繋がっていません。今年はマイル路線を主体に使われて来た馬や年明けデビュー馬は不在ですが…。 また、このレースは同距離コースで行われる中山記念とは異なり、2コーナーから向こう上面にかけての下り坂でペースが上がらず、比較的に前が残りやすいペースになっているのがポイント。 向こう上面でペースが上がったのは、2013年と昨年のみ。昨年は逃げたサウンドテーブルが勝ち馬から離されること3.4秒差の最下位に敗れたように、完全に前か崩れました。2013年は逃げ、先行馬が2桁着順に大敗する中、ロゴタイプが先行押し切り勝ち。そのロゴたオプは、見事、皐月賞馬となりました。 3歳馬にとって先行して向こう上面でペースを上げ、押し切るというのはそれほど苦しいことなのです。だから中緩みすることが多く、結果的に前を残らせてしまうことが多いのです。今年は逃げて厳しい流れに持ち込んだ実績があるコスモイグナーツやエポカドーロなどが序盤からペースを上げて、平均ペースに持ち込もうとするとは見ていますが、向こう上面で極端にペースが上がることなく、逃げ、先行馬でもがんばれると見ています。 その理由として、昨年のエトルディーニュのように、向こう上面で位置を上げて一発を狙てきそうな馬がいないから。テンが遅いながらもいい脚を持続させることが出来るステルヴィオのような馬が、皐月賞に出走できないとなると厄介でしたが、同馬はすでに賞金が足りている状況下。普通に乗って上位着順を拾ってくる可能性が高そうです。1番人気のこの馬が向こう上面で動かなければ、後続も動かない可能性が高いので、逃げ、先行馬でもがんばれるという結論に至りました。 よって、◎には、新馬戦こそ3着に敗れたものの、近2走では逃げの手に出て連勝した(5)エポカドーロを推します。前走のあすなろ賞では、外からラスエモーショネスも絡んできたために、この馬は前半からペースを上げて厳しい流れに持ち込みましたが、スーパーフェザーらの強敵を寄せ付けずに圧勝。中盤で上手く息を入れたとはいえ、後半でもう一脚使っての完勝でした。前走で苦しい流れを経験しているだけに、今回で逃げ、もしくは早め先頭から押し切るのは難しいことではないでしょう。 〇は、デビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは、コスモイグナーツのオーバーペースの逃げを味方に、2着と好走した(2)ルーカス。前走のG1・ホープフルSでは初めて厳しい流れに揉まれる形となりましたが、前走でオーバーペースに巻き込まれたことで、この馬には足りなかったスタミナが養われたことでしょう。前走で厳しい流れを経験したことが今回に繋がれば、今回である程度前を意識して動いても、上位着順が拾って来られるはず。 ▲は、PP指数の最高値が2016年の丹頂S(札幌芝2600m)の(10)ヤマカツライデン。この馬が丹頂SでマークしたPP指数は、クリンチャーの前々走(菊花賞・2着)と同等のもの。この馬はその後、中距離路線を主体に使われていますが、馬場が急激に悪化した函館記念でアングライフェンに一旦差されて、そこから差し返して3着でゴールインしたのは、この馬の豊富なスタミナを示す何でもないでしょう。長期休養明けの前走・小倉大賞典は、ウインガナドルと競り合って逃げたために、共倒れする形となりましたが、丹頂Sのように息を入れて逃げられる、この距離での大逆転を警戒しました。 以下特注馬として、前走で今回と同舞台の若竹賞を制した上がり馬の(4)レノヴァール。前走では2着のバケットリストとはクビ差でしたが、ワグネリアンやゴーフォーザサミットと小差の競馬をしていた3着今ディロスに2馬身半差をつけて完勝。相手強化のここでも能力不足ではありません。 △に地方所属ながらも2歳夏のすずらん賞以来の芝のレースとなった前走・セントポーリア賞で、強烈な決め手を見せて完勝した(6)ハッピーグリン。この馬は昨夏のコスモス賞でも初芝で幼さを覗かせる走りながらもステルヴィオと0.2秒差(3着)と好走しており、芝の中距離に出走してくると怖いとは思っていましたが、前走では前が残る流れを差して完勝。芝のキャリアが浅い馬だけに、芝に慣れての上昇力が怖い一頭です。 あとは、デビューからダート路線を使われていましたが、初芝の前走・すみれSでは3着と結果を出した(7)ビッグスモーキー。初めての芝で結果を残せる馬というのは、芝での素質が高ければこそ。芝に慣れることでさらに上昇していく馬が多いので、ここは警戒しました。 他では逃げ、先行して終いが甘く、1勝目を挙げるのに3戦を要しましたが、差しに転じた前走の京成杯では4着と好走した(13)ライトカラカゼ。外枠の今回も差す競馬をしてくる可能性が高く今回は平均ペースくらいまでペースが上がるとみているだけに警戒しました。向こう表面で動かず、3コーナーから動けば、ワンチャンスあるでしょう。 |
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