Tip coliseum > E.Yamazaki's TipSAUDIARABIA ROYALCUP G3 - 7/10/2017 Tokyo11R |
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東京は、金曜日の14時過ぎから断続的に雨が降り続いています。この雨は土曜日の午前中まで続くとのこと。しかし、開幕週なので重馬場くらいからスタートして、サウジアラビアRCが行われる頃には稍重くらいまで回復すると見ています。土曜日の午前中に雨が降った昨年のこのレースよりもやや時計を要して標準馬場。決着タイムは、平均ペースで1分35秒台くらいでしょうか。 また、今年は逃げ、先行馬が揃った一戦ではありますが、何が何でも逃げたい馬は、ハクサンフエロとスターリーバーくらい。この2頭はそこまでスピードがあるわけではないので、そこまでペースを上げきれない(上がっても平均ペースくらい)と見ています。よって、馬番や脚質のよる極端な有利不利なく、ほぼ能力どおりに決まる前提で予想を組み立てます。 よって、◎には、前走の新馬戦が大楽勝の(2)ダノンプレミアムを推します。この馬が前走の新馬戦でマークしたPP指数は、メンバー中で断然のもの。7番ゲートから好発を決めて、先行争いに加わりながら2番手に控える競馬。序盤はウルトラスローペースだったものの、アドマイヤビクターが途中で上がり、ハナを奪って一気にペースアップ。しかし、ダノンプレミアムはその流れについて行って、3-4コーナーでは3頭雁行の真ん中でレースを進めて先頭のまま直線。序盤で追い出されるとどんどん後続を突き放し、ラスト1Fの上がり坂でもほとんど勢いが衰えないままの完勝でした。 特にこの時期の2歳重賞は、キャリアの浅い馬は不利で、新馬戦を勝ったばかりの馬がすぐに通用することは少ないもの。しかし、そのリスクを背負ってもいいとさえ感じさせるだけの素質馬だけに、ここも本命にしました。新馬戦の内容を見る限りでは、スタミナが優ったステイヤー色の強い馬だけに、この距離はマイナスでもやや時計を要すぶんでカバーしてくれるでしょう。 ○は、新馬戦、コスモス賞を連勝の(16)ステルヴィオ。デビュー2戦目の前走・コスモス賞では成長力を見せ、大きくPP指数を上昇させての勝利。特に嫌う理由もありません。ただ、前走のコスモス賞は、道悪で2着馬よりも外から先に動いたとはいえ、ラスト1Fで失速しかけて2着馬にクビ差まで迫られたあたりがやや不安で対抗評価としました。 ▲は、初芝のクローバー賞を制して、芝適性の高さを証明した(8)ダブルシャープ。前走の札幌2歳Sでも芝に慣れてさらなる上積みを見せて3着。この馬はメンバー中一番レース経験が豊富な馬。そのぶん大きな成長力は見せられないかもしれませんが、初めての芝、それもオープンでいきなり結果を出すような馬は、芝での素質が高ければこそ。芝のキャリアが浅い点では、まだ、伸びしろがありそうなので3番手評価としました。 以下特注馬として、新馬戦では◎ダノンプレミアムに完敗だったものの、前走の未勝利戦では正攻法の競馬でメンバー最速の上がり3Fを駆使して勝利した(3)シュバルツボンバー。新馬戦は、この馬が弱かったというよりも、相手が強かっただけ。前走ではペースに違いこそあれ、アスター賞の勝ち馬と同等のPP指数がマーク出来ているので、ここは特注馬としました。 あとは△にレースを使われるごとテンの速力が強化され、それに伴って成績良化の(5)ハクサンフエロ。馬場回復により、前有利の流れが発生すれば、この馬のしぶとさが生きてくるでしょう。まだまだ成長力もありそうです。 他では札幌2歳Sで▲ダブルシャープと0.3秒差(5着)の(9)コスモインザハート。前走は柴田大騎手の直線での進路取りがスムーズではなかったわりに、確保してからしぶとく伸びていたことや、デビュー2戦目でも重賞で通用した素質を評価しました。 最後に前走の未勝利戦では行きっぷりが一変した(13)カーボナード。新馬戦ではスタートして各馬が加速したところで置かれたものの、前走では楽に加速して2番手。こういった修正力のある馬は、地味でも成長力が半端ないことが多いので一考することにしました。 |
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