2年前から舞台は阪神へ。当然、過去の結果から傾向を探ることは出来ない。
だが、面白いことを発見した。それは前週に行われる阪神JFが攻略のヒントになっていると言うことだ。
2014年の阪神JFは5番人気で優勝したショウナンアデラが父ディープ×母父ミスプロ系の組み合わせ。
翌週の朝日杯では同じ父ディープ×母父ミスプロ系のダノンプラチナが優勝。
同じ年のJF3着馬・ココロノアイは父SS系×母父ダンチヒ系。翌週の朝日杯では同じ父SS系×母父ダンチヒ系のアルマワイオリが波乱を演出。
2015年の阪神JFで2着になったウインファビラスは母父グレイソブリン系。
翌週の朝日杯では3着に父グレイソブリン系のシャドウアプローチ、4着にも母父グレイソブリン系のユウチェンジと好走した。
そりゃそうである。
2週続けて同じコースで行われるのである。リンクしてもなんら不思議ではない。
では今年の結果はというと、フランケル産駒のソウルスターリングが勝ってしまい他も人気上位馬。
血統的にリンクしそうなのは圧倒的人気になっているミスエルテだけである。
だが不安定要素のある中、わざわざミスエルテから馬券を買わなくても良いはずだ。
重箱の隅をつついて阪神JF4着馬のディーパワンサからヒントを見つけたい。
ディーパワンサは父ディープブリランテ×母父ラーイ(レッドゴット系)である。
朝日杯の出走馬にディープブリランテ産駒はいない。ならば母父レッドゴット系から選ぶ。
該当馬は1頭。ボンセルヴィーソだ。
母父はレッドゴット系。父は2歳戦で強さを発揮するダイワメジャー。前走で重賞連対。
確かにレベルは低かったのかもしれない。しかしこの人気のなさはどうだろう?
先行馬は確かにいるが、前走のように逃げても良いだろうし、控えても大丈夫。
好枠を利用して前々で競馬をすれば、一泡吹かせることもできるのでは?
複勝で行く。 |