Tip coliseum > E.Yamazaki's TipARIMA KINEN G1 - 28/12/2014 Nakayama10R |
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今年はJRA初の試みとして、出走馬関係者がドラフト指名抽選順で枠順が決定されました。枠順抽選会ではジェンティルドンナが1位指名権をゲット。希望の枠順2枠4番を手に入れることができました。おそらく逃げ馬ヴィルシーナが1~3番枠に入ることを見越して2枠4番を選択したのでしょう。そのヴィルシーナは3位指名権をゲットして1枠2番。まさに逃げ馬を見ながら自在に動ける、最高の枠順となりました。 また、ジャパンCで圧倒的なパフォーマンスを見せたエピファネイアは14位の指名権で7枠13番になりました。この枠順でジャパンCのように前につけようと思えば、おそらく壁を作れないままの状態になり、それで折り合いがつくのかと聞かれれば「?」。おそらく優等生的思考の川田騎手なら掛かることを懸念して折り合い重視のレースをするでしょう。これでスローペースは濃厚となりました。 よって、◎には3冠牝馬であり、ジャパンCを2連覇するなど歴史に残る名牝と言える(4)ジェンティルドンナを推します。ジェンティルドンナは今年もドバイシーマクラシックを完勝。そして秋の天皇賞では休養明けながら2着に食い込むなど、まだ力は急速に衰えたとは感じられません。確かにタフな馬場とまではいかなくても、高速馬場ではない中山の馬場状態が気になるところではありますが、スローペースならば、今回のメンバーでは上位の決め手が生かされるでしょう。 また、今回はその他の実績馬14番枠のゴールドシップ、15番枠のジャスタウェイはエピファネイアの動きを見ながらの競馬となるはず。しかし、かつてジャパンCで9馬身差の圧勝を飾ったタップダンスシチーが有馬記念でダメージが出て凡退したように、エピファネイアもジャパンCの疲れが残っていた場合は、道中で上がっていくことが出来ず、エピファネイアの動きを期待していたゴールドシップ、ジャスタウェイは動き出しが遅れた上に大外を回るという最悪の展開になる可能性もあります。そうなった場合には、内々を回る馬が俄然有利となります。実際にエピファネイアもこれまでの成績から(二番が効く馬であるとするならば、天皇賞(秋)でも大きく取りこぼさない)二番が効かないことを想定し、ジェンティルドンナが有終の美を飾ると見ました。 ○は今年のダービー馬(3)ワンアンドオンリー。この馬は休養明けの神戸新聞杯を快勝したように、順調に成長しているようです。近2走は枠順、不利などもあって能力を出し切れていませんが、今回は絶対に勝たなければならないという立場ではなくなりました。そこにきて今回は内枠。先行勢の直後から直線で内を気楽に強襲できます。一発が怖い馬です。 ▲は一昨年の京都記念を勝利し、菊花賞でも3着、天皇賞(春)でも2着しているように近走のイメージとは違い、スタミナも十分秘めている(1)トーセンラー。この馬の自己ベストのPP指数は天皇賞(春)であり、本来は距離が伸びてこそのタイプと見ています。この馬は枠順ドラフトで4位指名権をゲットし、陣営がジェンティルドンナの外ではなくあえて1番枠を選択しました。この1番枠というのは前記の菊花賞や天皇賞(春)と同じ枠順。おそらくはそのときと同じように道中でロスのない立ち回りから、4コーナーではちょっと外に出すイメージで乗ってくる可能性が高いでしょう。そういう競馬ならば、チャンスがありそうです。 以下特注馬として、消耗戦となった昨秋の天皇賞では◎ジェンティルドンナを降して勝利し、今年はドバイデューティーフリーを圧勝の(15)ジャスタウェイ。この秋の凱旋門賞はぶっつけ本番で8着に敗れましたが、前走のジャパンCでは2着に巻き返しました。この馬はなぜかマイラー扱いされていますが、本当にマイラーだったとしたら、昨秋の天皇賞は勝てないし、4F目からレースが動いてタフな流れとなった中山記念で独壇場の競馬が出来るはずもありません。けっこうステイヤー色がある馬です。本来は、この馬にもっと重い印を打つ予定でしたが、外枠を嫌って4番手の評価にしました。 △に牡馬クラシック2冠馬で、一昨年の有馬記念勝ち、宝塚記念2連覇の実績がある(14)ゴールドシップ。しかし、一昨年の有馬記念はルーラーシップが大出遅れし、2着馬はオーシャンブルーというレース。そこまでレベルが高かったレースではありません。この馬が本当に強いと感じたのは、2年連続時計が掛かる馬場状態で行われた宝塚記念であり、実際にこの馬は宝塚記念のPP指数がもっとも高いです。ここでも当然、能力上位の存在にはなりますが、近2走は出遅れがひどく、宝塚記念よりも馬場が悪くないスローペースの有馬記念では相当に位置取りが悪くなる可能性もあり、大外枠だと道中でポジションを押し上げるのも厳しいと容易ではないと見て5番手評価としました。ただし、今回は休養明け3戦目で、少なくとも二走ボケの凱旋門賞よりはパフォーマンスを上げてくるでしょう。 他では春の天皇賞を2連覇した(10)フェノーメノ。特にトーセンラーを完封した昨年の天皇賞(春)がとても強かったです。近2走は全く見どころがありませんが、もともとの能力を考えると、フェブラリーSのコパノリッキーのように一変しても不思議ではありません。変わる根拠もありませんが、決定的に変われない根拠もないので買イ目に加えます。 あとはヴィクトリアマイルを制した直後の今年の宝塚記念で3着と善戦した(2)ヴィルシーナ。宝塚記念はラスト4Fからレースが動いた前に厳しい流れで、その流れを2番手追走のフェイムゲームに交わされそうになりながら、そこからしぶとく粘りました。この馬は逃げ戦法が板について、相当強くなりました。休養明けをひと叩きされての今回は、簡単にはバテないでしょう。大レースで一発やらかすタイプです。 最後に昨年のジャパンCでジェンディルドンナにハナ差まで迫った(12)デニムアンドルビー。昨年のジャパンCは逃げ馬不在で、序盤で上手く脚を溜められたのが好走要因です。今年の宝塚記念でもヴィルシーナと同タイムのところまで追い上げての5着、秋初戦の天皇賞では7着でしたが、勝ち馬との着差は0.2秒差。前走のジャパンCは二走ボケで完敗でしたが、巻き返しても不思議ではないレベルにいます。昨年のジャパンCと似たような流れになれば、一発あるでしょう。 |
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