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11月12日の福島11Rで行われた第53回福島記念(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、松岡正海騎手騎乗の2番人気ウインブライト(牡3歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が好位から直線抜け出して重賞2勝目を飾った。タイムは2分0秒2。(良)。クビ差の2着はスズカデヴィアス(3番人気)で、さらにハナ差の3着にヒストリカル(10番人気)が入った。
ジョルジュサンクが競走除外となって15頭で争われた。前半、主導権を握ったのはプリメラアスールで、これにフェルメッツァが続いてウインブライトは3番手。前半の1000メートル通過は61秒6。3コーナー過ぎで外めに持ち出したウインブライトが早くもスパート。直線に向くと先頭に立ち、ゴール前で急追したスズカデヴィアス、ヒストリカルを押さえ込んだ。1番人気に推されたサンマルティンは14着。
ウインブライトは、父ステイゴールド、母サマーエタニティ、母の父アドマイヤコジーンという血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は10戦4勝。重賞は2017年フジテレビ賞スプリングS・GIIに次いで2勝目。福島記念は、畠山吉宏調教師、松岡正海騎手ともに初勝利。
◆松岡正海騎手「能力があるのに結果を出せないでいたのでホッとしました。馬場が固くて前の馬が止まらないので早めに動こうと思っていたが、うまく外に出せました。最後はなんとか馬が頑張ってくれました」
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