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第129回目黒記念(31日、東京12R、GII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝2500メートル、1着本賞金5500万円 =出走18頭)中団のインを進んだ小牧太騎乗の11番人気ヒットザターゲットが残り200メートルから鋭く伸び、2分29秒7(良)の好タイムで重賞4勝目をマークした。4番人気レコンダイトが1馬身1/4差の2着で、さらに1/2馬身差で1番人気ファタモルガーナが3着だった。
◆小牧騎手(ヒットザターゲット1着) 「(1)番枠が当たったときからひそかに期待していた。展開もうまくはまったし、直線で少し狭くなったが、差し切れる感じはあった」
◆Mデムーロ騎手(レコンダイト2着) 「いいスタートでロスなくレースを運べたが、最後の100メートルで脚が鈍った」
◆戸崎騎手(ファタモルガーナ3着) 「道中の手応えが鈍くてモタモタしていたが、スタミナがあるので最後はしぶとく伸びた」
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ヒットザターゲット 父キングカメハメハ、母ラティール、母の父タマモクロス。栗毛の牡7歳。栗東・加藤敬二厩舎所属。北海道新冠町・ノースヒルズマネジメントの生産馬。馬主は前田晋二氏。戦績41戦9勝。獲得賞金3億5648万1000円。重賞は2012年GIII新潟大賞典、13年GIII小倉大賞典、GII京都大賞典に次いで4勝目。目黒記念は、加藤敬二調教師が09年ミヤビランベリに次いで2勝目、小牧太騎手は初勝利。馬名の意味は、「的に命中する」。