競馬ニュース > 記事
20日の中山9R若竹賞(3歳500万下、芝1800メートル)は、蛯名正義騎手騎乗の2番人気ダービーフィズ(美浦・小島太厩舎)が直線で力強く抜け出して快勝。タイムは1分49秒3(良)。
マイネルブルズアイとオリバーバローズが並んで先行争いを繰り広げ、この時期の3歳戦としては速いペースで流れる。1番人気のケイティープライドは好位のインを追走。ダービーフィズは中団につけた。直線に向いて先行馬が苦しくなると、力強い脚どりでダービーフィズが先頭に躍り出る。そのまま後続を突き放して完勝。10キロ増のたくましい体で休み明けの一戦を快勝し、クラシック戦線に向けて大きな1勝を手にした。2着は3番人気のアドマイヤスピカで、3着は外から追い上げた7番人気モンテエベレストが入っている。
ダービーフィズは、父ジャングルポケット、母マンハッタンフィズ、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は4戦2勝となった。おじマンハッタンカフェは有馬記念、天皇賞・春、菊花賞の勝ち馬。全姉アプリコットフィズもクイーンC、クイーンSを制している。
蛯名騎手は「この距離は忙しいながら格好をつけてくれた。1戦ごとに馬に与えた課題をクリアしてるし、東京向きと言われながら中山で結果を出せたのは収穫。今後の選択肢が広がったし、暖かくなればもっと良くなっていくと思う」と良血馬のさらなる飛躍を見込んでいた。
中山9R若竹賞の着順・払戻金★PCはこちら★スマホはこちら