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*過去10年が対象
◆重賞実績 連対20頭中、勝ち馬7頭を含む12頭が芝のGI馬で、残る8頭には芝GII勝ちの実績があった。
◆コース実績 京都で開催された2006年を除く連対18頭中、17頭に阪神芝でV歴があり、うち12頭は重賞を勝っていた。
◆天皇賞組が主力 天皇賞・春から参戦した馬が最多の9連対で、10年中8年で連対している。さらに12年から宝塚記念の3週前に行われるようになった鳴尾記念をステップにした馬が同年3着、13年2着、14年2着。それ以前に同時期、同距離で行われていた金鯱賞に代わって主要ステップになったといえる。
◆前走3着以内 連対14頭が前走3着以内。4着以下から巻き返した6頭中5頭は前走が天皇賞・春だった。
◆4歳が活躍 4歳が【6・3・4・32】で、単勝回収率209・8%。5歳が6連対、6歳が4連対で続く。7歳以上は【0・1・1・28】と劣勢。
◆中8週以内 連対20頭が中8週以内で、うち19頭が同年の天皇賞・春以降のレースに出走していた。前走が3月以前だった馬はGI馬6頭を含め【0・0・2・9】。
◆牝馬 連対した3頭にはいずれも牡馬相手のGIで連対した実績があった。
◇結論◇
トップ評価は、3連覇を狙うゴールドシップ。GI6勝の実績は断然で、天皇賞・春1着からのローテーションもよく、6歳という年齢もマイナスにはならない。ラブリーデイは今年、前走の鳴尾記念を含め重賞3勝。逆転候補の筆頭になる。昨年2着のカレンミロティック、前走の産経大阪杯を勝ったラキシス、ダービー馬ワンアンドオンリーはともに3カ月レース間隔があいた点が鍵だが、実績は十分だ。 (データ室)
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