競馬ニュース > 記事
11月19日の京都11Rで行われた第40回マイルチャンピオンシップ(3歳以上オープン、GI、芝1600メートル、定量、16頭立て、1着賞金=1億8000万円)は、藤岡康太騎手の5番人気ナミュール(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)が直線で自慢の末脚を爆発させ待望のGI初制覇を果たした。タイムは1分32秒5(良)。
1番人気のシュネルマイスターは、3年連続の参戦で初制覇ならず。発走前にゲート内で立ち上がってしまい、スタート後も行き脚つかず最後方からレースを展開。直線勝負にかけてナミュールに次ぐ上がり33秒4の末脚を駆使するも7着までが精いっぱいだった。ルメール騎手は菊花賞(ドゥレッツァ)、天皇賞・秋(イクイノックス)、エリザベス女王杯(ブレイディヴェーグ)に続く自身3度目となるJRA・GI実施機会4連勝はならなかった。
◆クリストフ・ルメール騎手「ゲートの中で立ち上がってエキサイトしていました。いいタイミングで出られたけど、ソーヴァリアントとコンタクト(接触)があって後ろになり、あまり進んでいきたがりませんでした。2コーナーでハミを取って最後はいい脚を使えると思ったけど、最後のコーナーで滑ってまた手応えが悪くなりました」