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*過去10年が対象
◆GI連対実績 連対20頭中16頭にGI連対実績があった。残り4頭のうち、09年1着カンパニーは07年の同レースで3着に好走していた。
◆芝2000メートル以上で重賞V 17頭が芝2000メートル以上の重賞でV。残る3頭のうち、04年2着ダンスインザムード、07年2着アグネスアークには連対実績、01年1着アグネスデジタルはダートだが、1900メートルで重賞Vの実績があった。
◆東京芝コース実績は重要 02年の中山開催を除く18頭のうち、14頭は東京芝コースでOP特別勝ち、重賞連対、GI4着以内に好走のいずれかに該当していた。
◆前走GIかGII5着以内 全20頭が前走GIかGIIで5着以内。また、秋にひと叩きして参戦というのが一般的なローテで、好ステップは近4年で3勝2着1回の毎日王冠。久々は割り引き対象だが、宝塚記念直行組だけは4連対と健闘しており、減点の必要はない。
◆4、5歳中心 4歳が6勝を含む9連対でトップ。5歳も7連対と健闘。この2世代と比較すると、3歳と6歳以上はともに2連対で劣勢は否めない。
◆GI勝ちの牝馬は活躍 牝馬は13頭出走して【2・2・3・6】。08年には1、2着を独占するなど、健闘ぶりが目立つ。ただし、3着以内7頭のうち6頭はGIウイナーで、実績が要求される。
★結論
ブエナビスタがトップ評価。実績はもちろんのこと、久々でも実績がある宝塚記念組なら心配ない。ウオッカに次ぐ牝馬優勝のチャンスだ。GI実績で若干の減点となったアーネストリーも有力。東京コースに滅法強いシンゲンも注目できる。(データ室)