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有馬記念はハーツクライ産駒のリスグラシューが圧勝。今の中山の芝は時計こそ水準以上だが、雨が多かった影響で力を必要とする状況になっている。スピードとスタミナのバランスが取れている血統でないと、対応は難しい。父はサンデーサイレンス系か、キングカメハメハの血が入っていないと厳しいだろう。
ディープインパクト産駒のコントレイル、ラインベックなどにも魅力を感じるが、勝負の流れを重視して素直にハーツクライ産駒のワーケアに期待したい。産駒は2年前にタイムフライヤーが勝っており実績もある。
母の父オラトリオはエクリプスS(英GI、芝10ハロン)など欧州でGI3勝。その父デインヒル譲りのスピードとパワーを備えている。祖母の父エルナンドはフランスダービー馬で凱旋門賞2着、ジャパンC3着と様々な条件で活躍。舞台に左右されない強みがある。
週末に向けて、芝の状態はさらに悪くなる可能性もある。重馬場のアイビーSを3馬身差で快勝したように、馬場が悪化しても対応できる血統背景を持っている。
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