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今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、産経賞セントウルSが対象。情報からは先行力のある3歳牝馬ラブカンプーとアンヴァルが有力視された。一方で休み明けで斤量58キロのGI馬ファインニードル、差し一手のアサクサゲンキには危険信号が灯った。
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記者A サマースプリントシリーズ最終戦は何がイチ推しや?
記者B 勝てばシリーズ優勝のラブカンプーに、勝負気配が漂いますね。開幕週だけに、過去10年で4コーナー6番手以内の先行馬が全勝。Z調教師は「テンのスピードが一級品で、ハナ一辺倒じゃない。3歳牝馬で斤量も52キロなら有利じゃないかな」と話していました。
記者C 前走の北九州記念に騎乗していたX騎手も「テンの3ハロン32秒4でハナを競り合って3着に残ったのは相当強い。あの走破時計(1分6秒9)なら、時計の裏付けもできたのでは」と、関心していましたね。
記者D このレースは、サマースプリント戦から折り返した馬が過去10年で8勝。北九州記念10着をひと叩きした同じ3歳牝馬のアンヴァルの変わり身にも要注意や。週末は雨馬場の可能性も高い。昨秋の京都の不良馬場で4番手から快勝したように、前にも行ける。
記者C 一方で今春の高松宮記念を勝ったファインニードルは苦戦するかも。R助手は「海外遠征帰り初戦で休み明けだし、58キロを背負って馬場でも渋れば行き脚も付きづらい。次のGIが狙いでは?」って、シビアな意見でした。
記者A アサクサゲンキも微妙や。「もう馬が後ろからのレースを覚えてしまったみたい。そうなると急に前では運べないと思うよ」と、P助手も脚質面を減点材料にしてたよ。
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