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阪神では11日、牝馬GIIIの「第22回マーメイドS」(芝2000メートル)が行われる。何としても初タイトルをと意気込むのがクインズミラーグロだ。もう“惜しかった”はいらないとばかり、渾身の仕上げが施されている。
今年はとにかく“惜しい”ばかり。愛知杯から中山牝馬S、前走の福島牝馬Sと、3戦続けて3着。着差は0秒4→0秒1→0秒1と、何かひとつ噛み合えば突き抜けていい手応えだった。
コンスタントに使われている牝馬ながら、ここまでけいこをしっかりと消化して、先週はWコースの内めを回って5F67秒1で駆け抜けた。「いい感じだね。変わらなくきているよ」と、和田道調教師も満足げ。福島で一気に12キロ減ったように体重の増減が激しいタイプだが、実戦では影響を感じさせないあたり、個性とみていいだろう。
阪神芝2000メートルは昨年の暮れ、牡馬が相手だったカウントダウンSを制し、OP入りを決めたゲンのいい舞台。「前走はスタートがひと息だったし、結果的に仕掛けも少し早かったかも。でも力は見せてくれたし、阪神は実績もあるからね」と、スカッと胸がすく快勝を期待している。(夕刊フジ)
★マーメイドSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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