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31日の京都10R白百合ステークス(3歳オープン、芝1800メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ステファノス(牡、栗東・藤原英昭厩舎)が快勝した。タイムは1分45秒1(良)。
ウインスプラッシュとワードイズボンドが全く譲ることなく壮絶なハナ争い。後続を大きく引き離してハイペースを刻む。控えたセセリが3番手。消耗した逃げ争いの2頭は直線入り口で失速して、後続が一気に襲いかかる。中団からスムーズに外に持ち出したステファノスに、外からモーリス、内からピオネロが並びかける形でゴール前は3頭の争い。それでもステファノスがきっちりと抜け出して快勝し、皐月賞5着の貫禄を示した。クビ差の2着は5番人気のピオネロ。さらに1/2馬身差の3着には4番人気のモーリスが入っている。
ステファノスは、父ディープインパクト、母ココシュニック、母の父クロフネという血統。通算成績は8戦3勝となった。
岩田騎手は「縦長の展開でしたが、道中は思ったほど進んで行きませんでした。でも、3コーナーからの坂の下りあたりにかけてグッときて、直線ではいい切れ味を発揮してくれました」と今後につながる3勝目を振り返っていた。
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