＜栗東トレセン＞

　ミッキーアイルは〔５〕枠（１０）番に決まった。「真ん中の偶数でいい枠だね。二の脚が速いから逃げているだけで、他に行きたい馬がいるなら行かせてもいい」と音無調教師はハナにはこだわらない構え。

　ミッキーより内に入った〔２〕枠（３）番のダンツキャンサーは「ハナに行けばしぶといし、内めの枠はいい。行きたいね」と谷調教師。先手を奪っていくか。

　ダンツとともに、金曜輸送で東京競馬場に入厩したホウライアキコは〔４〕枠（７）番。「内でゴチャつかなければいい。早めに輸送することで、当日落ち着きがあれば」と南井助手は願う。

　〔５〕枠（９）番のアトムは「枠は特に気になりません。ゲートをタイミングよく出てくれれば」と兼武助手は話した。

　＜美浦トレセン＞

　ニュージーランドＴを勝ったショウナンアチーヴは〔３〕枠（５）番。「極端な外枠以外なら、どこでもいいと思っていた。この枠ならちょうどいい」と国枝調教師は満足げな表情。同２着のショウナンワダチは〔６〕枠（１２）番。「真ん中ぐらいでちょうどいい。この馬の決め手を生かしたい」と北村宏騎手は語った。

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