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サマーマイルシリーズ第2戦「第49回関屋記念」(17日、新潟、GIII、芝1600メートル)は歴戦の猛者が顔をそろえたが、注目したいのはフレッシュな3歳馬だ。NHKマイルC2着タガノブルグが古馬に真っ向勝負を挑む。ブービー人気でのGI2着がフロックではなかったことを証明し、新星誕生となるか。
ミッキーアイル一色に染まっていたNHKマイルCで、17番人気タガノブルグはファンを驚かせる好走を見せた。
〔1〕枠(2)番を最大限に生かすロスの少ないレースぶりで、直線は馬群を巧みにさばいて、逃げたミッキーにクビ差まで迫った。それまでマイルはアーリントンC4着の経験しかなく、ヨハネスブルグ産駒ということもあって距離を不安視する声が多かったが、そんな課題をあっさり克服するしぶとい立ち回りだった。
今回はそのGI以来で、古馬の高い壁が立ちはだかるが、1週前追いを見る限り仕上がり具合は良好だ。7日は坂路単走で強め程度に追われ、4F53秒1、ラスト1F13秒2。派手な動きではなかったが、しっかりした脚取りから地力強化がうかがえた。
「放牧先でも乗り込んでいたし、馬体は少しふっくらした感じで帰ってきた。雰囲気は非常にいい。あとは最終追いでビシッとやれば、態勢は整うと思う。古馬勢はなかなか強力なメンバーだけど、前走と同じ左回りのマイル戦。楽しみは大きい」と、鮫島調教師は前向きだ。
ズラリそろった熟練の古馬勢を撃破すれば、サマーマイルシリーズはもちろん、秋のGIロードへ視界が大きく開ける。(夕刊フジ)
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ウマニティ ウマニティ編集部 | 108878 |