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12月3日の中山9R葉牡丹賞(2歳500万下、芝・内2000メートル)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気レイデオロ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)が直線一気に突き抜けて完勝。タイムは2分1秒0(良)。直線で抜け出すときの加速力がケタ違い。無傷の2連勝でオープン入りを決めた。
1馬身半差の2着にはコマノインパルス(9番人気)。道中はレイデオロのひとつ前の位置、後方から3、4番手を進み、直線半ばで先頭に立ったが、勝ち馬とは勢いが違っていた。さらに3馬身半遅れた3着にアサギリジョー(8番人気)。この馬は道中最後方の位置から脚を伸ばしての上位食い込み。
葉牡丹賞を勝ったレイデオロは、父キングカメハメハ、母ラドラーダ、母の父シンボリクリスエスという血統。おじに2012年帝王賞・交流GI=大井を勝ったゴルトブリッツがいる。祖母のレディブロンドはディープインパクトの半姉。
この後はホープフルS(12月25日、中山、GII、芝2000マートル)を視野に調整される。藤沢和調教師は、葉牡丹賞6勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手「スタートする前はテンションが上がっていたが、レースではリラックスしてくれたことで脚をためることができた。ペースが流れてくれてスタミナも試される形になったことで、楽に抜け出してくることができた。かなりのポテンシャルを感じさせる馬だし、これからが楽しみ」
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