競馬ニュース > 記事
さぁ秋競馬。五輪の行方も気になるが、我々は調教マンシップにのっとり、粛々と出走馬をチェックしていくだけだ。
1番手はロードカナロア。安田記念時はマイルを意識したCWコース追いだったが、今回は本来の栗東坂路で4F53秒3、ラスト1Fを11秒7でピシャリ。前半でうまくタメを利かし、それをラストに爆発させるメリハリ満点の動きで締めくくった。岩田騎手曰く「7分のデキ」とのことだが、動きを見る限り、これで7なら10は一体…とツッコみたくなるレベルだ。
2番手はハクサンムーンだ。スピードの乗りが抜群で、かつラストの脚の運びもダイナミック。夏場使われてきたアドバンテージを、余すところなくアピールしていた。
ドリームバレンチノは、坂路で古馬準OPを楽に2馬身突き放す鮮やかさ。函館のWコースでダラダラと流すだけだった前走・函館SS時とは、調教の意味合いからして一変している。エッジの利いたフォームもさすが。(夕刊フジ)