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第17回マーメイドS(17日、阪神11R、GIII、3歳以上、牝馬、芝2000メートル、1着賞金3500万円=出走14頭)クレイグ・ウィリアムズ騎手騎乗の1番人気グルヴェイグ(牝4歳、栗東・角居勝彦厩舎)が直線力強く抜け出して2馬身差の完勝劇。重賞初制覇を果たした。勝ちタイム1分59秒9(良)。
2着には最後方から直線大外を伸びた7番人気クリスマスキャロル、さらにクビ差の3着に後方から追い込んだ10番人気メルヴェイユドールが入った。
父ディープインパクト、母エアグルーヴと両親はともに年度代表馬。さらに、半兄に香港GIQエリザベスIIC勝ち馬ルーラーシップがいる超良血馬・グルヴェイグがいよいよ目を覚ました。
道中は中団馬群の前めに位置取り、馬ごみのなかでじっくりと脚を温存。4コーナーでスムーズに外へと進路を取ると、直線では豪快に伸びて坂上で敢然と先頭に立った。最後は後方から伸びたクリスマスキャロルに2馬身の差をつけてフィニッシュ。準オープン在籍馬の格上挑戦とは思えない完勝劇で重賞初制覇を果たすとともに、97年に同レースを制した母、04年に勝った半姉アドマイヤグルーヴに続く“母子&姉妹同一重賞制覇”を達成した。
鞍上のクレイグ・ウィリアムズ騎手はエプソムCに続く2週連続JRA重賞制覇。エプソムCではビワハイジの子で、姉にGI6勝の女傑ブエナビスタがいるトーセンレーヴを初の重賞タイトルに導いており、2週続けて“良血開花”をお膳立てした。
グルヴェイグは父ディープインパクト、母エアグルーヴ、母の父トニービンという血統。通算成績11戦5勝。重賞初勝利。クレイグ・ウィリアムズ騎手、角居勝彦調教師はともにマーメイドS初制覇。
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5月12日(日) 05:00 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 72618 |