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シュンドルボンは1番人気に推された愛知杯で8着。後続の目標にされた展開も痛かったが、陣営いわく状態自体が“?”だったのもあったという。
「調教は時計的には良かったけど、バネがビューンと伸び切ったような動きに見えた」と、矢野調教師は当時を振り返る。
一転、今回は胸前の筋肉がさらに際立ち、前肢から繰り出される動きは誰が見ても豪快そのもの。「動きに収縮力があって迫力がある。状態面は文句のつけようがない」と絶賛する。
重賞すら初挑戦だったGIエリザベス女王杯ではヌーヴォレコルトと一緒に動いて0秒2差7着。「今年は牝馬の大きいところを狙う」という野望を持つのも無理はない大器で、手始めにGIIIを獲っておきたい。
(夕刊フジ)
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