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今週は重賞の2レース、AJCCと東海Sが対象だ。美浦から東京サンスポの柴田、藤沢両記者、栗東からは大阪サンスポの正木、片山両記者が参加。好調教の狙い馬をピックアップした。
正木 まずはAJCCから。栗東の水曜追いでは、坂路で瞬時に僚馬を2馬身突き放したサトノラーゼン。ラスト1ハロン12秒1も上等の時計や。穴なら、木曜に坂路の併せ馬で抜群の反応を見せたヤマニンボワラクテ。状態のよさは、このメンバーでもトップランクやと思う。
藤沢 美浦の水曜追いでマイネルフロストはWコースの併せ馬で併入でしたが、鞍上の松岡騎手に促されると鋭い反応を披露。前走時の抜群の状態を維持しています。
正木 東海Sは中京のGIIで、東西から精鋭が集まった感じ。関東馬から聞こか。
柴田 モンドクラッセはWコースで前の併せ馬の2頭を目標にして、直線は並ぶ間もなく突き抜けた。5ハロン68秒8という時計以上のド迫力。2カ月半ぶりでも馬体はきっちりできていて、態勢は文句なし。あとは結果が出ていない左回りの克服だけです。
片山 栗東では骨折で8カ月ぶりのインカンテーションが好仕上がり。CWコースの3頭併せで、攻め駆けするオープンのサクラエールには半馬身遅れたけど、覇気があって動ける態勢です。水曜の極悪馬場を考慮すれば、6ハロン85秒9-13秒3を馬なりで計時できていれば合格点でしょう。
藤沢 関東ではロワジャルダンもお忘れなく。Wコースでラスト1ハロン12秒8。ゴール前で仕掛けられるとスッと反応して1馬身先着し、1週前よりグンと動きがよくなっています。先行力が武器のモンドクラッセとは逆に、ハイペースになれば強烈な決め手を発揮しそうです。
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