今週は日経新春杯と京成杯について激論をかわした。美浦トレセンから東京サンスポの柴田、千葉両記者、栗東トレセンからは大阪サンスポの宇恵、渡部両記者が参加。好調教馬をピックアップした。

　柴田　日経新春杯からいこうか。栗東の追い切りは？

　宇恵　変則日程でもサトノノブレス、ダコール、レーヴミストラルの３頭は普段通りのスタイルで調教を消化。中でも注目はダコールです。

　柴田　４ハロン５３秒８と時計は平凡…。

　宇恵　馬場の悪い時間帯ですからね。パワー優先の状況でも、しっかりと攻め切れた点は評価できます。レーヴのＣＷコースでのラスト１ハロン１１秒７も、単走なら上等です。

　柴田　関東馬ならダービーフィズだね。坂路（１３日）のゴール前で朝日に驚いて止まったけど、そこまではいい感じに走れていた。状態は問題なし。秋のＧＩ王道路線を使ってきた疲れは感じない。

　渡部　次は京成杯にいきましょう。プロフェットは坂路で４ハロン５３秒９の自己ベスト。ラスト１ハロンも１２秒２と力強い伸びで、併走馬に２馬身先着。約２カ月半ぶりの実戦ですが、仕上がりに問題はないとみました。

　柴田　マイネルラフレシアはＷコースを単走。気持ちよさそうに走っていたし、ジョッキーの感触以上に時計も出ていた様子。馬体は増えているみたいだが、まったく太く見えないし、動ける状態。

　千葉　メートルダールの伸び脚も目立っていましたよ。僚馬に外から併せ、軽く仕掛けて２馬身先着。反応が良く、全体時計（Ｗコース５ハロン６７秒８）も１週前より速かった。かなり仕上がりはいいと思います。

　柴田　ウムブルフは少しテンションが高そうだが、調教ではジョッキーが我慢させてた。あとは実戦で落ち着いて走れればいい。

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