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1996年に高松宮杯(現高松宮記念)、スプリンターズSと春秋スプリントGⅠを制したフラワーパーク(牝、父ニホンピロウイナー、母ノーザンフラワー、母の父ノーザンテースト)が6日の午前8時40分、生産した高橋啓牧場と同じ北海道平取町にあるスガタ牧場で老衰によって死んだことが7日、分かった。32歳だった。
フラワーパークは、栗東・松元省一厩舎から95年にデビュー。初戦は10着に敗れたものの、そこから3連勝を飾った。96年のGⅢシルクロードSで重賞初勝利を飾ると、勢いそのままに続くGⅠ高松宮杯を制覇。同年の秋には、スプリンターズSでエイシンワシントンとの激戦を繰り広げ、最後は1センチ差で制した。
97年GⅡ・CBC賞4着を最後に引退、繁殖入り。GⅢ東京新聞杯を勝ち、GⅠ安田記念でも2着に好走したヴァンセンヌを筆頭に、8頭の産駒をターフに送り出した。13年にレッドミモザを出産した後に繁殖牝馬としての役目を終え、功労馬として過ごしていた。