競馬ニュース > 記事
3月10日の中山10Rで行われた東風ステークス(4歳以上オープン、リステッド、芝1600メートル、別定、14頭立て)は、北村宏司騎手の2番人気ディオ(牡5歳、栗東・辻野泰之厩舎)が中団から堂々と差し切って勝利。昨年末の甲東特別(2勝クラス)から一気の3連勝で初リステッド勝ちを果たした。タイムは1分33秒4(良)。
1馬身1/2差の2着はゴール前で急追したノースザワールド(8番人気)。1番人気の支持を集めたホウオウビスケッツは、直線で一度は先頭に並びかけたものの伸び切れず、2着からさらにクビ差の3着に敗れた。
ディオは、父リオンディーズ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェという血統。半兄には芝のマイル重賞2勝のソウルラッシュなどがいる。通算成績は18戦5勝。
◆北村宏司騎手(1着 ディオ)「いい馬ですね。前を見ながら自分のリズムで運べました。少しフワッとしていたので、抜け出すタイミングを考えていましたが、待てるくらい余裕がありました。重賞でも、と思える内容でした」