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リバティアイランド1強の秋華賞から一転、菊花賞は混戦ムード。未知の3000メートルが舞台とあって、どの馬にもチャンスがあるように思える。
注目したのはファントムシーフだ。共同通信杯でのちのダービー馬タスティエーラ(4着)を破って優勝したように能力は疑いなし。カギは距離だが、そこは〝長丁場は騎手の腕〟、武豊騎手が決める。
レジェンドは京都芝15~16ハロンで【21・11・13・44】と断トツのV数を誇り、勝率23・6%、連対率36・0%のハイアベレージ。21勝中の13勝(菊花賞は5勝)がGⅠという名手が「折り合いが難しい馬ではなく、スタミナもあるほうだと思う。(距離が)マイナスになるイメージはない」と断言しているのだから心強い。
3度目のコンビ。ダービー8着を踏まえ、神戸新聞杯はあえて行き脚をつけるようハナで競馬をさせたように見えた。ラストの脚もしっかり測れたはず。天才に導かれた〝怪盗〟が最後の1冠をさらう。1着固定で勝負だ。(夕刊フジ)